心理カウンセラー・公認心理師の
栗林あや(いがぐりこ)です。
新しいことに挑戦する時ってワクワクしますよね。
新しい趣味や仕事に取り組む時のあの期待感。
でも、時間が経つと「なんだか飽きてきちゃったかも…」って思う瞬間が訪れることがあります。
そんな時、つい「なんで私はこんなに続かないんだろう」「私はなんでこんなに飽き性なんだろう」と、
「自分の根性や性格の問題」にしてしまいがちです。
でも、これって実は、根性や性格のせいだけではないんですよ。
まず、私たちの脳は、新しいことに対して強い興奮を感じるようになっています。
この感覚は、新しい刺激に対する自然な反応なんですね。
でも、慣れてくると、その興奮は少しずつ薄れていきます。
つまり、何かに飽きるのは当たり前のことで、とても自然なことなのです。
自分を責める必要は全くありません。
そして、重要なのは、「飽きたら終わり」と考えるのではなく、「飽きたら、どう変化させるか?」を考えることです。
飽きたのは刺激が少なくなった証拠。
だから、新しい刺激になるような「目新しさ」を加える工夫をすればいいわけです。
つまり、飽きたら、今の活動に「新しい要素」を加えてみるといいですよ。
例えば、読書が趣味なら、今まで読んだことのないジャンルの本に手を伸ばしてみる。
ダイエットをしているなら、今まで試したことのない運動方法を探してみる。
料理が趣味なら、作ったことのない料理に挑戦してみる。
このような小さな変化が、新たな興奮を生み出し、やる気を再燃させるきっかけになります。
そうすることで、同じ活動でも、新鮮な気持ちで続けることができます。
まずは、自分の好きなことや得意なことからスタートしてみる。
そこに少しずつ、「未知の要素」を取り入れてみるのです。
私は、Instagramを再稼働して1ヶ月半になりました。
毎日投稿していますが、今日、投稿画像のサイズを、正方形から、縦長の長方形に変えてみることにしました。
今、製作中で、来週あたりからサイズを変えたものが投稿されます。
これでどのくらい見やすさや反応が違うのか、実験してみます。
本当にちょっとの変化なんだけど、それだけで「実験」のような気がしてワクワクします。
最初は小さな変化かもしれませんが、それが新しい発見や、楽しみを生み出して、人生に大きな変化をもたらす可能性があります。
だから、今日から、何かに飽きたと感じたら、新しい角度からそれを見直してみてください。
あなたの小さな一歩が、未来の大きな変化へと繋がるかもしれませんよ。
栗林あや(いがぐりこ)でした!
何度も繰り返して抜け出せない悩みに