心理カウンセラー・公認心理師の

栗林あや(いがぐりこ)です。

 

れみちゃん(凰斗 麗巴ちゃん)のブログを読んで、めちゃ共感しました。

 

 

◆見えない部分は理解されない


 

 

れみちゃんのブログに「見えない部分は理解されない」という言葉がありました。

 

 

知らない人は

やってもらっても「ふーん」ってなる

なんなら

「もっとこうさーー」

なんて文句を言う(笑)

 
見えない部分って

理解されないんだよねぇ

 

 

 

これは、私の日常生活においても、よく感じることです。

 

「見えない部分は理解されない」ってのが、わたし、しんどくなっちゃった。ネガティブ




私の体験談。

 

 

実は以前、姪っ子が成人式を迎えたのです。

 

その際、姑から頼まれて、私が一眼カメラで、姪っ子の晴れ姿のスナップ写真を撮ることになりました。

 

 

 

 

その時に、

 

「一眼カメラで写真を撮る人の気持ちや労力って、写真を撮らない人には、ほんと、全くわからないんだなぁ・・・ネガティブ

 

って、つくづく感じで、むなしくなっちゃったのです。

 

 

一眼カメラで写真を撮るというのは、ただシャッターを押すだけではありません。

 

撮った写真をパソコンに取り込んで、一枚一枚、明るさなどを調整するレタッチ作業が必要です。

 

撮ったデータの管理もあります。

 

さらに「当日中に親戚にも写真を送りたい」と言うので、大慌てでデータを整理して、渡しました。

 

 

カメラを趣味とする人ならわかっていただけると思いますが、これはかなり手間がかかる作業なのです。

でも、写真を撮らない人(姑など)には、これが「あたりまえ」のように思われていて、なんだか悲しくなっちゃったのです。ネガティブ

 

 

カメラにまつわる、このような「虚しい思い」は、過去にも何度か経験していました。

 

そのため最近では、少しずつカメラの趣味から離れてしまっていました。

 

 

 

「カメラがあるんだから、シャッターを押すだけでいいんでしょ?タダだし!」

 

と、そこに私の労力や手間が計算に入っていなくて、とても虚しいのです。



 

そもそも、事の発端は、成人式の前撮りの話から始まりました。

 

 

私の地域では、成人式の前年に写真を撮って「前撮り」しておき、

 

翌年の成人式の本番当日は、式にのみ出席するのが一般的です。

 

 

前撮りの際は、プロの写真館で、ヘアセットとメイクがプランに含まれています。

 

そして、成人式当日は、写真館では写真を撮らないので、

 

あらかじめ自分で予約した美容院で、着付けとヘアセット、メイクをしてもらうことになります。

 

 

そのため、前年に撮った「前撮り」と、成人式当日の、髪型やメイクや着付けが異なることがあるのです。

 

(田舎のため、都会のような『チェーン店のスタジオ〇〇〇』などが無いため、このような段取りになります。それが割と一般的な地域です。)

 

 

お金持ちのお宅の人は、別途料金を払って、当日もカメラマンをつける、とか、

 

当日も写真館に移動して、わざわざ撮る...なんて人も、もしかしたらいるかもしれないけど、通常はそんな事しません。



 

その段取りを知って、姪っ子の母親(←姑の娘)が、

「当日のヘアメイクの写真は残せないのかぁ〜悲しいと残念がっていました。

 

 

それを聞いた姑が、姪っ子の母親(←姑の娘)に電話で

 

「それなら当日は、あや(←私)にカメラで撮って貰えばいいじゃない!

 

2度も撮るなんて時間的にもできないし、お金がもったいないから、それで我慢しなさいよ!」
 

と、私がカメラで撮ることを勝手に提案していました。

 

 

え・・・ガーン

 

「それで我慢しなさいよ」って・・・

「我慢」のために私が駆り出されるの・・・??ショボーン


ちなみに、私に一切、相談は無し。

 

一気にテンションが下がってしまいました。ネガティブ



その日、私の予定が空いてるかどうかもわからないのに。

 

どれだけ、写真撮影が手間のかかることかもわからないのに。

 

簡単に「あやにカメラで撮って貰えばいいじゃない!それで我慢しなさいよ!」って・・・ええええええ・・・ゲロー


わたしは、姑の電話を横耳で聞いてたけど、知らんぷりしていました。

それでも、姑の中では、もう「決定事項」のようでした。


田舎の嫁あるあるですね。

 

嫁は用事を言いつけられるのが当たり前なのです。



結局、成人式の2日前になって、「明後日、写真よろしくね」と、さも前から決まっていたかのように言われました。絶望

 

もちろん私にとって、姪っ子は可愛いし大切なので、私は予定を空けて、精一杯撮影しました。

 

 

 

 

でも、写真を撮らない人には、これが「タダで簡単にサッとできること」と思われているようで、なんだか悲しかったです。



姪っ子が、式の全てを終えてうちに来た時、姑が

 

「ほら!おじいさん(←舅)!

ここでおじいさんも、Aちゃん(姪っ子)と写真撮ってもらいな!

ほら!みんな座って!!!」って、

 

薄暗い和室の部屋に、みんなを招き入れて、舅を椅子に座らせました。

 

 


うちにはプロが使うような照明は無くて、光源は、暗い和室の蛍光灯のみ。

 

外からの光は入りません。

 

 




カメラ好きな人ならわかってもらえるだろうけど、

暗い部屋にぶら下がった蛍光灯が、人の頭の真上にあるって、最悪の撮影環境なのです。



私が

 

「この部屋は暗いよ。光が入らないと写真が暗くなっちゃうから、明るい外で撮ろう。」

 

「暗い部屋だとせっかくの顔も着物も暗くなっちゃうから、明るい外で撮ろう。」

 

と何度も提案しましたが、

「面倒だから、ここでサッと撮りゃあいいよ!」


と姑にゴリ押しされてしまいました。


結果、どうしようもないから、そのまま暗い和室で撮影することになり、

仕上がった集合写真は、思うようなものにはなりませんでした。

 

 

私のカメラの腕は、この悪環境をなんとかカバーできるほと、上手く無いのです。

 

プロじゃないんだから。できないよ。
 

みんなの顔と、爺さんのハゲ頭だけが変に白光りしてて、周りは暗い。

 

納得のいく写真の出来になりませんでした。泣くうさぎ

 




れみちゃんのブログには、

 

(作業の大変さを知らない人は)

 

目先で簡単そうに見える事に囚われて
ちょちょっとやっている
ぱぱっとやっているように
見えている

 

とありました。

 

 

これは、私の経験とも重なります。

 

そうなんだよね〜・・・ショボーン

 

ほんとコレなのです。

 

 

「見えない部分は理解されない」

 

これが本当にツラくなってしまいました。



このような出来事が起きる原因は、私としては、

 

「その作業をやったことがない」という経験値の問題も、もちろんあるけれど、

 

それよりも「想像力の欠如」が原因だと思っています。

 

 

 

「見えない部分は理解されない」ってのは、確かにそう。

 

そこを「見えない部分も完璧に理解しろ!私は大変なんだぞ!」と言いたいわけじゃない。

 

「見えない部分は理解されない」のは仕方ない。

 

 

でも、世の中には、見えない部分だとしても、理解「しよう」と努力してくれる人もたくさんいます。

 

そして、「大変だったでしょう?ありがとう。」と、温かい言葉をかけてくれる人も、たくさんいます。

 

 

 

私のカメラの例で言ったら、たとえカメラに詳しくなくても、完成までのプロセスを見たり、自分の得意なことに置き換えて考えれば、

 

「自分は詳しいことはわからないけど、たくさんの工程や気配りが必要なんだな。それを経て、仕上がった作品なんだな。」

 

と、ある程度想像はできるはずです。

 

 

しかし、残念ながら、その想像力が欠如している人もいます。

 

特に年配の人には、その傾向が強いかもしれません。

 

 

「サッと撮りゃあいいよ!」

 

 

姑に関して言えば、孫の成人式で着物を用意したり、いっぱいいっぱいだったんだと思います。

 

姑も、悪気があってやってるわけじゃない。

 

単に「自分が写真を撮る側になったことがない」のと、

 

それに加えて、「加齢とともに想像力が欠如してきた」というだけなのです。

 

 

 

世の中には、この主張や体験談を話しても、

 

「はぁ?そんなの言ってくれなくちゃわからないよ!」とか

 

「え!他人にエスパーになれと求めてるの?」など、傷口に塩を塗ってくる人もいます。

 

それでますます、余計に悲しくなることが増えたので、実生活では、こういうことは言わないようにしました。

 

 


私も歳を取ったら、いつかそうなるのかな、と思うと、ちょっと悲しくなりますね。。。。とほほ。

 

私自身も、もちろん「自分が経験していないから、その大変さがわからない」なんてこと、山ほどあります。

 

 

でも、相手の手間や労力を「わからない中でも、わかろうとする」という自分でありたいと思いました。魂が抜ける

 

 

 

結論としては、「iPhoneで撮れば?楽だし綺麗だから」という言葉が浮かびます。

 

これからは状況に合わせて、そう言おうと思います。

 

 

でもやっぱり、一眼カメラでの撮影には手間がかかる分、特別な価値があると私は信じています。

 

 




※内容には一部フェイクを入れています。


 

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