心理カウンセラー・公認心理師の
栗林あや（いがぐりこ）です。
私たちは、何か失敗したり、思い通りにいかなかった時、つい自分を責めがちです。
でも、自分を責めることが、すべての物事をより良くするわけではありません。
むしろ自分を責めることで、心は不安や焦りでいっぱいになります。
それは決して前向きなエネルギーを生み出さないのです。
それどころか、「自分責め」でドーパミンが出て、それが「快楽の刺激」になってしまうことさえあるのです。
だから、自分を責めずに受け入れることが、物事をうまく進める秘訣なのだと思います。
自分を受け入れて優しく接すると、心は安らぎ、余裕が生まれます。
物事に対する新しい視点も持てるようになるのです。
じゃあ、どうすれば自分を責めずに済むのか？ってことなのですが、
まず、完璧を目指すのではなく、成果物のハードルを下げることです。
そして、できることを一歩一歩進める。
たとえば、新しいことを学ぶ時、最初から完璧を目指すのではなく、小さな成功を積み重ねることを目標にします。
次に、失敗を恐れずにチャレンジすることです。
「チャレンジした10個のうち、8個は失敗する。2個成功したら上出来！」
そのくらいの勝率に思っていると、心に余裕が生まれます。
だから、もし過去に何か失敗したことがあっても、チャレンジしたうちの8割は失敗するのだから、
まあ失敗して当然だし、それは単に確率の問題なので、そのことで自分を責めなくていいのです。
逆にもし、その中でも成功したことや達成できたことがあったら、
例えそれが小さなことであっても、自分を褒めてみてください。
日々の小さな達成を認めることも大事なのです。
自分を受け入れ、優しく扱うことで、人生はもっと楽になります。
自分責めをしなければ割と人生ってうまくいくので、ぜひ「最初の一歩」とし、自分に優しくしてみませんか？
栗林あや（いがぐりこ）でした！
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