栗林あや(いがぐりこ)です。
「大変なことがあった時、どのように対処するか」って人それぞれです。
よく自己啓発の本やセミナーでは、困難に直面した時の「ポジティブな対処法」が紹介されますよね。
でも、実際のところ、私たち一人一人に、それぞれ異なる対処の仕方があると思うんです。
たとえば、私自身の話をすると、大変なことが起こった時、すぐに人には相談「しない」ことが多いです。
友人や家族に事情を説明するのが難しくて、一人で抱え込んでしまうんですよね・・・。
そうして、「誰にも話したくない」「話せない」という感覚に陥ることがよくあります。
一方で、周りの人の中には、何かトラブルや悩みが起きたら、すぐに友人などに相談して、周りの人から様々なアドバイスや支援を受けられる人もいます。
そんな人を見ると、「私もあんなふうにできたらいいのになぁ・・・」と羨ましく思うこともあります。
たまたま、私がピンチの局面のときに、
友人が、周りの人からいろんな手助けを受けているを見ると、なんだか私は人間として欠けているような気がして、劣等感を抱くことがよくありました。
「なんで私は人を頼れないんだろう?」そんなふうに思っていました。
さらに
「本当に一人でどうにもならないなら、他人を頼るしかないはず。
でも私は、他人を頼るアクションを起こしていないってことは、私の悩みは人並み以下で、これくらいじゃ、まだまだ弱音を吐いてはいけない。
我慢しなくちゃいけない。」
と、謎の思考で苦しくなったりもしました。
でも、ここで大事なのは、これは単に「タイプの違い」であるということです。
私たちは、それぞれ異なる性格や環境に育ってきたからこそ、困難に直面した時の対処法も違うのです。
周りの友人にヘルプを出して協力を仰ぐのが上手な人もいれば、自分の中で深く考えるのが上手な人もいるのです。
どちらの悩みが深刻で、どちらの悩みが軽い、というわけでもありません。
協力を求められない自分がダメなわけでもないし、すぐ人を頼るのがダメなわけでもないのです。
単にタイプの違いなのです。
では、どうすればいいのか。
自分に合った対処法を見つけることが大事です。
たとえば、私のように、人に話すのが苦手で、一人で考えるのが好きなら、日記を書くことで感情を整理してみるのもいいです。
文章にすることで、自分の考えがはっきりし、解決策が見えてくるかもしれません。
また、信頼できる一人にだけ話すという方法もあります。
必ずしも、多くの人に相談する必要はありません。
さらに、自分一人で解決できないときは、専門家に相談するのも一つの手です。
カウンセラーや専門家は、客観的な視点からアドバイスをくれるし、話すことで心の重荷が軽くなることもあります。
同じように、人に話すのが得意な人は、たくさんの人の知恵を活用させて貰えばいいのです。
どちらにしても大事なのは、その自分を責めないこと。
自分の対処法が他人と違うからといって、自分を責める必要は全くありません。
大事なのは、自分にとって最適な方法を見つけることです。
それが、困難な状況を乗り越えるための一歩になるのです。
そんなことに気づいた週末でした。
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