栗林あや(いがぐりこ)です。
毎日の生活の中で、いろいろな考えや感情が頭をよぎります。
気持ちの波が、頭の中を駆け巡っているだけでも、なんだか疲れてしまうことってあります。
でも、このゴチャゴチャとした内面の声を、放っておくのはもったいないんです。
たまには、頭の中に浮かんだ言葉を、そのまま紙に書き出してみるといいですよ。(「ブレインダンプ」と呼んだりします。)
手帳にでもいいし、チラシのウラに書いてもいいです。
一見するとカオスな思考の羅列になるかもしれませんが、実はこの行為自体が、心の中を整理するのにずいぶん役立ちます。
ちょっと変だと思われるかもしれないけど、独り言を口に出してみるのもいいです。
私の場合、スマホ(またはApple Watch)の音声入力を活用しています。
スマホのメモ帳に、音声入力で頭に浮かんだことを入力していくのです。
そうすることで、無自覚に頭の中でこねくり回している心のモヤモヤを、自分自身が聞き取り、整理することができます。
気づくと、心が軽くなっていたりするから、不思議。
私たちはよく、自分の心を一つの固まりのように捉えがちですが、実はもっと複雑で、色んな「自分」がいます。
その全てがあなたを構成しています。
だから、頭の中に浮かんだ「自分のさまざまな声」をオモテに出すことで、自分をより深く理解することにつながります。
そして何よりスッキリします。
ここで便利なのが、先ほどの音声認識の技術です。
手を使ってペンで紙に書くのは、慣れている人ならいいけど、
私の場合、思考のアウトプットに筆記が追いつかないし、手が疲れちゃうし、常に筆記できる環境にいるとは限りません。
でも、スマホの音声入力なら、話したことをそのまま文字に変換できるから、
家事をしながらでも、暗い部屋で寝転びながらでも、歩きながらでも、
ふと頭をよぎった思考や、何度も繰り返して湧き上がる感情、アイデアなどを、素早くメモとして残せます。
これは忙しい日常の中でも、自分自身としっかり向き合える時間を作り出す、とてもありがたいツールです。
音声入力(または紙とペン)を使って、頭の中を駆け巡っていることを外に出してみる。
そうすると、時々、自分の思考が形になり、ひらめいたアイディアが具体的な形を取り始めます。
たとえばその例が、このブログ記事です。
このブログ記事も、頭の中のごちゃごちゃを音声入力でスマホにメモして、その内容を元に、書き直して記事にしています。
いつでもどこでも、心の内を形にすることで、自分との対話を楽しむ時間が持てます。
頭もスッキリします。
それが、忙しい毎日の中でも、自分自身を見失わないためのコツかもしれませんね。
私は、思いを言葉にしていくことで、自分の感情や考えが絶えず流れ動いていることに気づきました。
そして時には、その流れの中で立ち止まって、自分を見つめ直す時間を持つことが、心を整理して、もっと自分らしい生き方を見つける助けになるかもしれません。
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