栗林あや(いがぐりこ)です。
「最近白髪が気になるようになった」という話を、先日のブログで書きました。
そして今日、美容院に行ったので、
この悩みを担当の美容師さんに打ち明けてみました。
美容師さんの反応は意外にも
「まだぜんぜん大丈夫ですよ」とのこと。
白髪染めも必要ないし、今の私の髪の状態は、
キューティクルもしっかりしていて「かなり良い」との評価を受けました。
さらに美容師さんは、
「髪の表面をめくると白髪を見つける、ってことは、逆に言えば、めくらなければ出てこないってことですよ。」と教えてくれました。
確かに!(笑)
それを聞いてホッと一安心でした。
こんなふうに、「自分では気にしていることが、実は他人にとっては大した問題ではないこと」ってありますよね。
例えば、顔の小さな傷やニキビ、口臭や体臭など。
自分が鏡で見ると、顔の小さな傷やニキビがものすごく気になるけど、
実際は、他人は距離を置いて対面するから、そこまでよく見えていない場合が多いです。
口臭や体臭もそうですよね。
人と話すときや近い距離で接する場面で、自分では口臭や体臭を過剰に気にしてしまう。
でも、病的ではない一般的な口臭や体臭は、ほとんどの人が持っていて、それ自体が極端に異常な状態ではありません。
人は基本的に、他人の細かい部分までいちいち気にしていないもの。
だから、少し気を楽にして、自分自身を肯定的な目で見ることも必要なのかもしれません。
さらに、美容師さんが言っていたことは、
「今の状態なら、このまま何もしなくて良いです。
白髪染めは通常のカラーよりも髪に負担がかかるし、一度染めると、その後ずっと染めないといけなくなります。それもなかなか大変ですよ。」
と教えてくれました。
「あるいは、カラーでかなり明るい色にすれば、白髪は見つけにくくなるかもしれないけれど、
カラーで白髪は染まらないので、結局白髪は残ってしまいます。
それと、カラーで白髪が目立たないくらいの明るさにすると、
今度は髪の痛みで、人によっては見た目にパサパサ感が出てきたり、
頭のてっぺんに新しく生えてきた「黒い毛」が今度は目立ってしまうので、
「気になる」という意味では、今よりも髪の表面で目立つと思います。」
「それよりも、栗林さんは、今の髪の毛がキューティクルもしっかりしていて、かなり状態が良いので、(←私はパーマもカラーもしておらず、地毛なのです)
せっかくこんなに綺麗なのに、染めてしまうのはとてももったいないです。
今はまだ染めなくて大丈夫ですよ。」
とアドバイスとお墨付きをもらいました。
これには、ほっと一安心しました。
白髪が気になる、というのは、実は「自分がどう見られたいか」という願望の裏返しでもあります。
年齢を重ねること自体は避けられないけれど、
その中で「若々しさ」を保ちたい、という気持ちがあるから白髪が気になるわけです。
それは決して悪いことではありません。
むしろ、その気持ちがあるからこそ、自分磨きに励むエネルギーにもなります。
美容師さんが最後に付け加えてくれた言葉は、
「白髪染めをするのは、まだだいぶ早いです。
もし、白髪染めが必要そうだったら、こちらから早めに声をかけるので、今はまだ、ぜんぜん気にしなくても大丈夫ですよ。」
というものでした。
この一言で、さらに気が楽になりました。
要するに、何かを「気にする」こと自体は悪くない。
それが「どう生きたいか」という大きなテーマに繋がるなら、
その「気にする」ことは価値があります。
でも、その「気にする」ことがストレスになってしまうなら、
早めにプロの専門家に意見を求めるのも一つの方法です。
私が美容師さんに相談したように、
専門家の意見を聞くことで、自分がどれだけその問題に囚われていたかがわかることもあります。
何か気になる点があれば、それは改善するチャンスとも言えますが、
一人でアレコレと過度に心配するのではなく、
とっとと専門家にアドバイスを求めるのがいいんだなって思いました。
そんなわけで、私はもうしばらく、この地毛で行こうと思います。
↑フリー素材です。隠し撮りではありません(笑)
栗林あや(いがぐりこ)でした!
心のことだったら、いつでも私にご相談ください。
何か新しい視点をお伝えできるかもしれません。
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