栗林あや(いがぐりこ)です。
子供達の夏休みが終わって、やっと日常が戻ってきました。
(まだ夏休み期間の学校もあるかもしれませんね)
SNSで、お子さんをお持ちのママさん・パパさんの知り合いの投稿を見ていると、「やっと終わった!」っていう投稿が目につきました。(笑)
特に、お子さんがいるご家庭では、この夏休みの期間というのは何かと忙しくて、
一日中ご飯のこと考えてるし、片付けても片付けても散らかるし、
お子さん小さい方は、暑い中で外に連れていく対策をしたり、家でも子供を飽きさせないで遊ばせる工夫をしたり
・・・ほんと大変ですよね。
(一応書いておくと、子供というのは、日中に適度に体力を消耗させておかないと、昼寝や夜に眠れなくなって「超グズる」のです。
夜中に延々と金切り声で泣かれるのはものすごく地獄なので、
それを避けるために、ママさんパパさんたちは必死になんとかして、日中子どもを遊ばせようとするのです。(※もちろん全ての人では無い))
ママやパパだけでなく、この時期って、誰にとっても疲れがたまりやすいものです。
みなさま、ほんとうにお疲れさまです。
わたしも、子供の新学期が始まって、ようやく一息つきました。
この夏休み期間中は、お盆でうちにお参りに来てくれる親戚がいたり、わたしも親戚宅にお参りに行ったり、
子供を連れて図書館にいったり、宿題やれとガミガミ言ったり、
上の子二人は部活と塾があって、毎日送迎したり、
カウンセリングのお仕事をしながら、まるでパズルのように、時間を組み立てて無理やり動いてたので、母としては疲れ果てました。(笑)
この「やっと終わった」という感情は、
本当にただの疲れから来ているものもあるでしょうが、
おそらく、その背後にはもっと深い何かが隠れているかもしれませんよね。
一般的な自己啓発のアドバイスでは、こんな時、
「やりたくないことはやらない」とか「ポジティブに考えましょう」などがよく言われますが、
それだけでは解決しない問題もありますよね。
私が思うに、夏休み期間が。なぜこんなに大変なのか。
その理由を考えてみると、多くの場合、物理的な疲れだけでなく、心の疲れも大きいんですよね。
子供と一緒にいる時間が増えることで、親としての「役割」に疲れている可能性があります。
つまり、「母親」や「父親」として「こうあるべき」という、役割を演じるプレッシャーに疲れているのです。
同様にわたしは、お盆で親戚を迎え入れる「長男の嫁の役割」というのがありました。
みなさん、それぞれに生きる中で、何かの役割を演じているのですが、
その中の一つの役割が人生の多くを占領したり、
何か一つの役割で固着しちゃうと、しんどくなるんですよね。
この「役割に疲れる」現象は、わたしの体感として、わたしと同じ世代の30〜40代の女性に特に多いように感じます。
なぜなら、この年代は家庭や仕事で多くの「役割」を担っているからです。
そして、そのすべての役割に100%本気で取り組もうとすると、どうしても疲れてしまいます。
じゃあ、どうすればいいのでしょうか。
私は、「何かの役割を演じて疲れてしまうのはもう仕方ない」と割り切ることだと思ってます。
そして隙を見て、「自分時間」、特に「いつもとは違う役割の自分の時間」を作ることが大事だと思っています。
たとえば、子供が「動物園に行きたい」と言って、丸一日、母親役をやったなら、その隙に自分だけの時間を作って、好きなことをしてみてください。
もちろん、家族サービスも大切ですが、自分自身を大切にする時間も必要です。
・・・とはいっても、忙しいから、思うように自分時間が取れないと思うんだけど、
だからこそ「こまめにちょくちょく」自分の時間をつくってみるのが大切です。
わたしの場合、子供が小さい頃、家族で動物園へ行ったら、
帰りの車で子供が寝てる間に、こっそり高速道路のサービスエリアに寄って、ちょっと高級なソフトクリームを食べる、とかしていました。
もちろん、子供が目を覚まして、ソフトクリームを取られちゃうこともあるんだけど、
その「一回のチャンス」にかけると、失敗した時のダメーが大きいので、
ちょくちょくそういうチャンスを掴み取っていく。
こまめにサービスエリアに寄るってことです(笑)
それから「疲れた」と感じたら、その感情を無視せずに受け入れてみてください。
疲れた自分を認めることで、次にどう対処すればいいのかが見えてきます。
例えば、子供が家でクッキーを作る時は、新聞紙いて、汚れても新聞ごと捨てられるようにするとか・・・
インターネット上のライフハック的な情報も活用して、工夫してみてください。
休み期間が終わっても、日常生活で「役割に疲れる」ことは避けられません。
ですから、その疲れをどう乗り越えるかを用意しておくことが大切です。
自分自身を大切にする時間を作ることで、ちょっとでも気が楽になったら嬉しいです。
皆さまも、どうぞお身体に気をつけて、日々をお過ごしください。
いちごミルクでもどうぞ。(笑)
何度も繰り返して抜け出せない悩みに