栗林あや(いがぐりこ)です。
悩みがあるとき、どうすれば心が楽になるでしょうか。
誰かに悩みを相談した時に、
「クヨクヨ考えてないで、ポジティブシンキングをしなさいよ」
といったようなアドバイスをもらうことがあるかもしれません。
でも、それだけでは解決できないこともあります。
今日は、そんな悩みを持つ方に向けて、一般的な考え方とは少し違った視点からのアドバイスをお伝えしました。
まず、悩みがあるときに大事なのは「現実の見方を変えること」です。
これは、「単にポジティブに考えろ」という意味ではありません。
私たちが日常生活の中で悩んでいる時、一つの、ものの見方や考え方に囚われがちです。
そこに、新しい選択肢や考え方を増やすことで、悩みの解決の糸口を見つけることができるのです。
例えば、悩んでいる時に「ポジティブな側面だけが欲しい」と思うことがありますよね。
・結婚したい、でも一人の時間が減るのは嫌だ。
・痩せたい、でも食べるのを我慢するのは嫌だ。
・仕事で成果を出したい、でも今の自分のやり方を改善するのは億劫だ。
そんなふうに、「何かが欲しい」時、必ず「やりたくないこと」もくっついてきます。
ポジティブな側面には必ずネガティブな側面もくっついてくるのです。
そのネガティブな側面を受け入れることが、前に進むための第一歩となります。
でも、ここで大切なのは、
ポジティブにくっついたネガティブを受け入れるときに、
「ネガティブな面の全てを受け入れなければならない!」と考えるのではなく、
自分の許容範囲や優先順位をしっかりと見極めることです。
自分は、何が欲しくて、何が嫌で、どこまでなら許せるのか。
そして、それは本当に欲しいものなのか。
それを明確にしていくことで、自分にとっての最適な解決策を見つけることができるのです。
さて、さて。
今日は私もコバさんと東京大崎の会場で、動画を使ってカウンセリングのセミナーを開催しています。
このセミナーでは、悩みを解決する上でのポイントや方法をたくさんお伝えしています。
そして、悩んでいる人が目の前にいる時、どんな視点でアプローチしたらいいのかを考えました。
今日は、悩み解決の大前提となる「現実の見方を変える」こと、
それから「ポジティブとネガティブのバランスと優先順位を決める」事が大切、というお話をしました。
セミナーの後半では、さらにコバさんから少し違った視点の話がありました。
それは、良くも悪くも「私たちは現実を見ていない」ってこと。
この心の側面を有効活用すると、勉強に生かせる(例えば英会話を学びたい人が勉強に活かせる)ことがある、という目から鱗の考え方でした。
私たちは、日常生活の中で、過去の経験や知識をもとに、周りの状況を見て、この先を予想して答えを出しています。
それが悪い方に行き過ぎると、将来のことをあれこれ考えて不安になって悩んでしまうのです。
でも、新しいことを学びたいときや、新しい視点を持ちたいときには、それを逆手に有効活用して、
細かいことにこだわらず「抽象度を上げて全体像を捉える」と、学びの理解が進むことがあるそうです。
例えば英会話の勉強だったら、
正確な英語の文法や発音にこだわるのではなく、
状況予測から「この人はこんなことを言いたいんじゃないかな?」と、過去の経験や知識をもとに、周りの状況を見て予想して答えを出すと、
意外と伝わることがあるし、違っていても学びになることが多い。
そしてそもそも、私たち日本人同志のコミュニケーションであっても、
私たちは現実を見ていないし、相手が言っていることを100%完全に理解しているわけではない。
だから、正確に物事を捉えようとすると、ドツボにハマってますます問題解決を困難にさせることがある。
そんなお話でした。
悩みは誰しもが持っているもの。
しかし、その悩みをどのように捉え、どのように解決していくかは、自分次第です。
今日お伝えした方法や考え方を参考に、ぜひ、自分に合った解決方法を見つけてみてくださったら嬉しいです。
それが、自分を大切にすることにつながるのだと思います。
そんなわけで、盛りだくさんの二日間が終わって、今新幹線のホームでこれを書いてます😆
ばたんきゅーで寝ないようにしなくちゃ(笑)
コバさん、二日間ありがとうございました!
締めは焼き鳥へ!
ごちそーさまでした!
何度も繰り返して抜け出せない悩みに