正直、二度とやりたくないくらい、すごい大変でした。

 

 

栗林あや(いがぐりこ)です。

 

備忘録。

昨日、介護施設に入居した母のために、

私が育った団地の実家じまいを進めました。

 

 

一見単純な作業のようだけど、

様々な手続きと

それにまつわる感情の波で

ぐわんぐわんと揺さぶられる一日でした。

 

 

昨日は

近所の方に家じまいをするご挨拶と、

風呂釜と風呂桶の撤去を行いました。

 

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業者さんに依頼して、

風呂釜と風呂桶の撤去を終えた後、

私は施設に母を迎えに行きました。

 

 

その目的は、住所変更の手続きです。

 

 

マイナンバーカード、

静岡銀行とゆうちょの住所変更。

そして郵便物の転送届。

 

これらを一度に済ませようとしたのですが、

意外と困難が多く、

複雑で時間も手間もかかる作業でした。

 

 

 

その中でも

マイナンバーカードの住所変更が一番厄介でした。絶望

 

本来、本人がいれば

手続きは役所でなくて

近場の市民サービスセンターでできるのですが、

母は介護施設にいます。


そしてマイナンバーカードは

基本、貴重品として施設に預けてあります。


遠く離れた私の手元にはありません。


もし私が代理で

母のマイナンバーカード住所変更する場合は、

サービスセンターではできないので、

遠い役所まで行かなくてはなりません。

 

私が代理で住所変更する場合の手続きは、以下のとおりです。


1、私が、施設に母のマイナンバーカードを借りに行く

 

2、それを持って役所に行き、役所の窓口で代理人(私)が申請を出す
 

3、施設に母のマイナンバーカードを返す
 

4、数日後、確認の書類が、母の住む住所(介護施設)に送られてくる
 

5、母が、確認書類を読んでサインをして、マイナンバーカードの暗証番号等を記入する
 

6、私が、施設にその書類とマイナンバーカードを借りに行く
 

7、わたしがその書類を持って、役所に変更に行って、新住所を記載してもらう
 

8、住所変更したマイナンバーカードを施設に返却する

 

・・・という手続きが必要です。

介護施設と役所は

車で30分くらいの距離があります。
 

往復1時間。

もし1〜8の手続きができても、

母は障害があって

マイナンバーカードの暗証番号の記憶が曖昧です。


もし5で記入した番号が間違っていた場合、

一連の作業が水の泡になってしまいます。
 

さらにそもそも書類の記入をすることも

認知が低下していて、ちょっと怪しいです。

 

本人がいれば

暗証番号の変更もできるそうなのですが・・・。



これ・・・。

将来大変そう。

マイナンバーカードには期限があるけど、
介護施設に入所してる高齢者全員が、
みんなこういう作業で

更新ができるとは到底思えない。

 

暗証番号忘れる年寄りなんて

山ほどいるだろうし、

 

こんなふうに家族に協力してもらえない人だっているでしょう。

国はどうするつもりだろうか・・・・??滝汗アセアセ

 


※けしてマイナンバーカードを否定しているわけではなく、母の場合、マイナンバーカード以外に顔写真入りの身分証明になるものがないので、

もしマイナンバーカードがなければ、ますます銀行などの住所変更や各種解約作業がさらに大変になってました。


その点は母は早いうちからマイナンバーカードを作ってくれてあって、本当に良かったです。




また、ゆうちょと静岡銀行の住所変更ですが、


ゆうちょはインターネットで委任状をダウンロードして

本人に書いてもらえば住所変更が可能ですが、

静岡銀行ではそうはいきません。

 

本人以外が住所変更をすることは基本的にできないそうで、

特別な事情がある場合は、

窓口でその旨を話す必要があると言われました。



もういろいろとややこしいので、

いっそのこと本人を連れて行ったほうがいいと思って、
思い切って一時外出することにしました。

 


ところが一つ一つの手続きが複雑で、

たとえ私が全てを理解しようと努力したとしても、

いざ本人を連れて行ってみると、思わぬ問題が発生します。

 

精神障害を持った母にとっては、

一つ一つが混乱の連続で

いちいち躓いてスムーズにいかないのです。

 

 

昨日は雨だったけれど、幸い小雨で済んでよかった。

 

詳細は端折りますが

正直、もう二度とやりたくないと思うほど

大変でした・・・。絶望

 

 

母はわがまま言い放題で

ここに書くのも反吐が出るくらい、
まるで2歳児の赤ちゃん返りの状態だった。

思い出しても虫唾が走る。

 


「あやしゅわ〜ん。ヒロコちゃんはうなぎが食べたいヨゥ〜」

まるで甘えた子供のように言った。


「ヒロコちゃんチョコレートが買いたい〜」
「絶対よぅ〜」
「ほしいでしゅ〜」
「ほしいよう〜」


「施設は飲食物の持ち込みはダメだから、買えないよ。

今、外で食べられる分だけね。」


「ほしいよう」

「ねーねーあやしゃん、聞いてる〜?コリャ聞いてないナっ!」


「ほしいよう」
「うわーーーん」

「みんな買ってるもん!」

 

「ヒロコちゃんチョコレートが買いたい〜」
「あやしゅわ〜ん。あとアメも買いたいヨゥ〜絶対だヨウ〜」

「うまく隠すからぁ〜大丈夫だからぁ〜〜」

「うわーーーん」

 

 

まるで甘えた子供のように言って、

施設のルールを破ることを私に強要しました。


ここに書くのも気持ち悪いくらい
子供が駄々をこねる以上の

癇癪のような発作を起こした。




昔から。
慣れてるけど、どっと疲れてしまいました。

 

 

しぶしぶ うなぎ屋さんを探して食べました。

 

 

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美味しかったけど

気持ち的にげんなりしてしまって、

半分くらい残してしまった。

 

 

全てを終えて

母を施設に送り届ける頃には、

大雨が降ってきました。

 

私はどんよりした気持ちで、また車を走らせて

家に帰りました。

 

 


家に戻ると、

旦那の弟の奥さんのお母さんから

早めのお中元が届いていました。

 

舅宛にお惣菜と

私の旦那にアイスのセット。

 

 

・・・「普通のお母さん」ってこういう感じなんだなあ・・・。
 

 

 

その一方で私には、

母のリハビリ病院から

母の入院中の病衣やタオル交換アメニティ類の

利用料金の請求書が届いていました。

 

約3万円の振込用紙。

 

わたしは母親らしいことを何1つされていない。


ムカついてその足で大雨の中コンビニに行って、

さっさと支払ってきました。

 


母が「普通のお母さん」だったら、

娘の嫁ぎ先に、お中元を送ってくれていたのかな。

母は、お母さんどころか、

赤ちゃん返りした子供だった。
 

 

まるで世界が二つに分かれたような、この違いに、

私はげんなりとした気持ちになって、寝ました。

 

 

 

介護と家じまい。

これらの時代、私たちが避けては通れない道。

 


来月も母の骨折の術後観察で

通院があるから、行かなくちゃ。

 

気が重い。ゲロー



実家の明け渡しまで、あとちょっとです。

 

来週は家財処分の業者さんがきてくれる。

 

 

着々と進んでいるから、全ては最善って思うことにしよう。

そんなふうに思ってます。

 

 

 

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