栗林あや(いがぐりこ)です。

 

(先に言っておくけど、この記事は長いよ。(笑))

 

起業の世界に足を踏み入れると、

つい自分自身を疑ってしまう瞬間があります。

 

 

「どうせ私には能力も魅力もないし…」

そう不安になって

落ち込んでしまうのです。

 

 

この不安を乗り越えるために

新しく何かを学ぼうとしたり、

技術や知識を得ようとすることがありますが、

 

実はそれが原因で

ますます「自分」への疑いを増やしてしまって、

逆効果になることの方が多いです。

 

 

なぜなら、
必死に「新しいことを学ばなくちゃ!」と思っている時って

 

「自分はこのままじゃダメな人間なんだ」と

自己暗示をかけているのと同じだからです。


そしたらやはり、

それに見合った世界を引き寄せるんですよね。



何かの起業メソッドを一生懸命学んでも

効果が得られなかったり

活かせなかったりするのは、

この「自分自身に対する疑い」という罠にはまっています。

そのことに気づくことが大切です。



不安が湧き上がってきたら、

どうにかしようとしないで

それに向き合って

ただただ感じるといいです。

 

 

難しく考えずに

「ああ、今こんな気持ちなんだなぁ」

って味わえばいいです。

 

美味しいケーキを味わうのと同じ感じです。

「ああ美味しいねえ」って感じる、アレと同じです。

 

 

そうすると、そのうち自我が静まります。

 

湧き上がった不安は、

過去の経験や価値観で

今の自分が不安になっているだけです。

 

極論、今の自分には関係ないから

放っておけばいいのです。

過去の幻想にとらわれているだけなのです。



私たちは、

 

「過去を癒して不安を解消しなければ

うまくいかないし、理想の自分にもなれない。」

 

と思い込んでいることがあります。

 

それは、ちょっと心のことを知りすぎたために、

新しい思い込みを

自分に作ってしまっただけなのです。



起業において、

モチベーションを無理に上げて頑張る方法では

うまくいかないことを知っておくといいです。


起業の方法を学んで知識を増やすことは、

前向きな気持ちで取り組むものです。

 

「しなければならない」

「やらなければダメだ」

 

というネガティブな気持ちになったら、

逆に自分の成長を妨げてしまっています。


不安になったとき、それはチャンスです。

「いま私、無理してない?」

「義務感でイヤイヤやろうとしていない?」と

自分に問いかけてみる。


何かの起業メソッドを学んで

その方法がつらく感じるときは、

それを疑ってみるチャンスです。

 

 

不安は、自分が自分に、

無理していることを教えてくれているのです。
 



そして今、この記事を読んでいて、

まさに今、無理をして義務感で

起業メソッドを実践している人がいるかもしれません。

 

「私は無理をしていた。義務感でやってた。

だから私はやっぱりダメだなぁ。」

 

と思っているのであれば、

 

どうかそう思ってしまう自分自身さえも、

許してあげてください。



私たちは、

子供の頃から学校の勉強で

一つの正解を導く練習をたくさんしてきました。

 

間違えると、テストの点数が下がります。

 

テストの点数が低ければ、

成績表の評価が下がり、

志望校に行けなくなります。

 

将来の選択肢が、狭められてしまうのです。

 


だから、正解(とされているもの)以外を選択してしまうと

自分を責めてしまうし、

正解できない自分に、劣等感や罪悪感を抱きます。

 

正しいか、正しくないかにすごく敏感なのです。

 

正しくない答えを選んでしまうのが、恐怖なのです。

 

 

 

実際のところは

うえさまがおっしゃっているように、

 

「正解」がないんじゃなくて「間違い」がない
ってことなんじゃないかな、

と、私も思っています。

 
 
 
あの子供の頃の刷り込みが
大人になった今、起業にも影響を及ぼしています。

 

起業でも、

正しいか正しくないかに、すごく敏感。

 

起業でも、

正しくない答えを選んでしまうのが

ものすごく恐怖なのです。

 

 

 

不安や恐怖の感情が湧いたら、

それを抑えずにしっかりと解放しましょう。


「あー怖いなぁ。」
「うまくいくか不安だなぁ。」

自分の心の声を聞きましょう。



「しんどくて、今日はメルマガの配信できなかったなぁ。」


「見込み客を集めなくちゃいけないのに、何もできてないや。」

そんな時、

不安からの起業メソッドを学んでいると

 

そのメソッドの教えに対して不正解なことをしたら

罪悪感を持ったり、

自分を責めてしまいがちです。


そんな正解とされていること以外のことを

やってしまった自分を、ゆるしてみてください。

「そういうこともあるよね」
「無理しなくていいよ」

罪悪感や自分への怒りの状態は、

何も生み出しません。

 

「自分を大切にできていなかったなぁ」

「そんな時もあるよね」

 

そう、自分に寄り添っていいのです。

 

 

 

時々、

 

「そんなんじゃ、前に進めないぞ!
そんな耳障りのいい言葉は、ごまかしだ。」

と自愛することを批判する人もいますが、

まずは、どんな自分にもOKを出さなければ、
自分を責めることに全てのエネルギーを使って、

枯れ果ててしまうのです。


しんどいときは、
起業のアドバイスや行動指南から

少し外れてみることも必要です。


======

そして、ちょっと長くなっちゃうのですが、


注意点として、

「自分を信じること」

「自分に寄り添うこと」

についても補足します。


これはちょっとややこしい部分ですが、

 

「自分を信じること」や

「自分に寄り添うこと」も

 

起業で成功するための「メソッド」として行おうとすると、逆効果です。


「自分を信じなければならない!」

「自分に寄り添わなければならない!」

 

という気持ちでやること自体が

 

上に書いた通り、

今の自分にダメ出しをすることになって

逆に自己疑念を増幅させてしまうのです。

(ややこしい)


もし自分を信じられている人がいたら、

わざわざ「自分を信じなければならない!」とか

「自分に寄り添わなければならない!」とは思いません。

 

 

もし、「自分を信じなければならない!」と

それさえも義務感に思ってしまうのなら、

 

心のことは一旦置いておいて、

好きなことに集中する方が良いのです。

起業でも、自分が好きなことに取り組むことが重要です。


自分を信じることや寄り添うことさえも忘れて、

目の前のことに取り組むだけで十分です。


「自分に不足があるから、理想の自分になろう」とすることは

自分の不足を確認してさらに不足感を増やすだけです。

「理想の自分にならなくちゃ!」は、

「不足している自分」が行うことです。


理想の自分は、

今この瞬間、何をしているでしょうか?

おそらく、目の前の日常に集中して、

今と同じように過ごしているはずです。


私の場合、たぶん今、私が理想の自分だったら、

今と同じように必死にブログを書いているでしょう。


ただし、違うのは

切羽詰まっていないことです。

 

「理想の自分にならなくちゃ!」

という切迫感はありません。



まずは、今すでに「ある」と思ってみてください。

 

 

もしかしたら、理想の自分も

今と同じような不安を感じているかもしれない。

だったら、無理してどうにかしようとせず
不安でも「そういうこともあるよね」でいいのです。


今すでに、理想の自分と同じことをしているのだから。



まずは、「どんな自分でもOK」

自分を大切にして寄り添うことから始めて、

今の目の前のことを楽しみながら進んでみましょう。

 

その中で、自己成長を感じることができるはずです。

 

 


 

 

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