栗林あや（いがぐりこ）です。
今日は、
幸せを手に入れるために
大事なことについて書こうと思います。
心の界隈では
「やりたいことをやろう」とか
「自分を大切にしよう」とか、よく言われます。
でも、心当たりのある方もいらっしゃると思うのですが、
それを日常の中でやっても
「やりたいことをやっているのに、なぜだか楽になれない」
という瞬間に直面することがありますよね。
「やりたいことをやっているのに、なぜうまくいかないの？」
「やりたいことをやったら、うまくいくんじゃないの？」
そう思っている人もいらっしゃるかもしれません。
その答えのヒントは「自分責め」にあります。
やりたいことをやった時、
自分の気持ちを大事にした時。
そこまではいいのだけど、
その後に「自分責め」をしていませんかね？
やりたいことをやった自分を責めてしまう。
やりたいことをやって、
誰かに迷惑をかけてしまった自分を責めてしまう。
「やりたいことをやるだなんて、
そんな怠けたことしていてはいけない。」
やりたいことをやりながらも、そう思っちゃう。
罪悪感を持っちゃう。
んで、この
後から自分責めをするのって
すごく辛いことだから、
後から自分責めをしなくて済むように、
最初から苦しみを味わう選択をしちゃうのです。
先にしんどいことをして
罪滅ぼしをしてから、
【ご褒美】と称して、
やりたいことをやるようになる のです。
たとえば、
つらい仕事帰りに、
お酒を飲んだり、買い物したりする。
「やりたいことをやるだなんて、
そんな怠けたことしていてはいけない。」
って、思っているから、
しんどいことをしてから
ご褒美に飲んだり食べたりする。
そんな時に考えてみるといいのは
「怠けることは本当に悪いことなのか？」ってこと。
「やりたいことをやることは、本当に悪いことなのか？」ってこと。
私たちは、子供の頃から
「幸せになるためには、努力が必要だ」
「苦しみを乗り越えて、努力することが素晴らしい」
「頑張ることが素晴らしいこと」
だと教えられてきました。
でも、これは必ずしも正しいとは限りません。
本当のところは
「幸せになるためには、努力が必要」なわけではなく、
上に書いた通り、
罪悪感を感じたくないから
「幸せを感じる前に、罪滅ぼしのために、先に苦労をしておいた」
という結果になっているだけ
の可能性があるのです。
こうした「苦労の後だったらご褒美を得てもいい」
という行動パターンが定着すると、
仕事終わりの一杯のビールや、買い物が、
「頑張った自分へのご褒美」として
幸せに感じられるかもしれません。
でも、ここには罠があります。
それは「苦労していないから、幸せになってはいけない」
「頑張ってないのだから、好きなことをしてはいけない」
と信じ込んでしまうのです。
罪悪感を感じたくなくて、
「苦労の後にご褒美を得る」をしているのに、
「苦労の後にご褒美を得る」をやればやるほど、
苦労せずに好きなことをした時に、
心の中で罪悪感に苛まれるのです。
この罪悪感が、
私たちの「幸せ」を奪う大きな要因です。
自分を裁いたり責めたりすることは、
幸せを遠ざける原因となるのです。
だから、まずは
自分を責めたり、裁いだりするのを
やめることが大切です。
自分を責めたり、裁いだりするのをやめたら、
幸せになるための条件を
自分で課す必要もなくなります。
頑張ったからご褒美を与える
といった条件を自分に課さずに、
無条件に食べたいものを食べることができるのです。
自分自身を大切にすることが、幸せへの近道です。
人生は楽しむためにあるのです。
少ししんどいことを経験した後に、
飲んだり食べたりすることも
けして悪いことではないです。
自分をねぎらうことは、
心のバランスを整えるために必要です。
でも、それが
罪悪感を感じないようにするための
「罪滅ぼし」になっているなら、
自分を責めたり、裁いだりするのをやめて
無条件に食べたいものを食べたり、
やりたいことをやってみることです。
「やりたいことをやっているのに、なぜだか楽になれない」
そんな時、
自分責めをしていないか確認してみてください。
少しずつ条件を外していくと、楽になりますよ。
参考になったら幸いです。
何度も繰り返して抜け出せない悩みに
