栗林あや（いがぐりこ）です。
人生において
「意味づけ」が
足枷となることがあります。
日々生きていると
何かしら
心が揺さぶられる出来事が起きます。
良いことも起きるし、
嫌なことも起きる。
とくに嫌なことが起きたとき、
つい「この体験から何か学び取らなければ次に進めない」と
思いこんでしまっていないでしょうか。
わたしは今まで、
ネガティブな体験をした時は、
その出来事から
なにかしらの学びを得て、
自分の考え方や行動を変えて、
成長の糧にしなければ
現状から抜け出せない！
と、なぜだかそう信じていました。
人生ってそういうモンだと
勝手に思い込んでいました。
（子供の頃に親が入っていた宗教の教え？の影響かもしれません。）
でも最近気づいたことは、
その出来事には何の意味もない
ってことです。
「何の意味もない」と思うと、
もちろん、モヤモヤしたり、
腹立たしく感じたり、悔しかったり・・・
否認の感情が湧き上がります。
これまで苦労して頑張ってきた自分が、
まるで、無駄で馬鹿馬鹿しいことを
してきたような気になってしまうから、
「その出来事には何の意味もない」
って認めるのが嫌だったのです。
でも、そこを素直に認めることにしました。
その出来事には
何の意味もなく、
学び取るべきことも無いのです。
それが起こった理由は、
ただ起きただけです。
だからこそ、
ネガティブなことが起きた時ほど、
変な意味づけをせずに、
淡々とやることが大事です。
感情を込めずに
淡々と日々を過ごすことで、
誰かの価値観に左右されることなく、
自分の感覚で
物事を捉えることができます。
心が揺さぶられるときには、
淡々とやってみることが大切です。
私たちって
共感能力がありますから、
モヤモヤしたり、
腹立たしいとき、不安な時。
本当は、自分の世界では
何も困ったことは起きていないのに、
誰かの気持ちを汲み取りすぎたり、
誰かに配慮しすぎたり、
同情したり、
申し訳なさを感じたり・・・。
自分の価値観を否定して
誰かの価値観を優先することで、
ネガティブな感情に
襲われてしまっていることが
本当によくあります。
そんな時、心の中で、
「私の世界には何も起きていない」
と思ってみることで、
モヤモヤしたり腹立たしい気持ちを
その感情の本来の所有者に返すことができます。
自分の気持ちに自由に、
そして穏やかに、前に進めるのです。
「私の世界には何も起きていない」
心が揺さぶられた時ほど
そう思って
「その出来事には何の意味もない」
って認めてみることです。
最初はなんだかモヤモヤするけど、
私の場合、
そう認めることができるようになってから、
無駄なエネルギーを消費せず
自分のやりたいことに向かって
効率的に進むことができるようになりました。
他人の価値観や
他人からの期待から解放されることで、
もっと自分の気持ちに耳を傾けやすくなります。
自分自身を大切する選択が見つけやすくなるのです。
ぜひぜひ
「この出来事に意味はない」って
試しに思ってみてください。
（くやしいけどね）
自分の感覚を大切にして
心の平穏を保つことで、
最近になってやっと、
日々の生活がちょっとずつ、
穏やかに前進させられるようになってきた感覚があります。
栗林あや（いがぐりこ）でした！
何度も繰り返して抜け出せない悩みに
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