それでも団地で暮らそうとする母（入院2日目）

母の大腿骨骨折、入院2日目。

・主治医の先生
・ケアマネージャー
・訪問看護師さん
・ホームヘルパーさん
・民生委員の方

みなさんが口を揃えて

「お母さんが団地に戻るのは、もう無理です。
頑張り屋のお母さんが、限界までよく頑張ったと思いますよ。」

と言ってくださった。

施設をかたくなに嫌がって、
「団地を離れたくない！一人で頑張る！」
と言っていた母も、

さすがに今回、
部屋で1人で倒れていて、
警察のお世話になったことで観念したのか？

母：「〇〇先生にも、
”発見が遅れて、中であのまま倒れていたら死んじゃってたよ。団地に戻るのは無理だねえ”って言われた。
あやさん迷惑かけてごめんねえ。」と。

あーやれやれ。
これでついに心を決めたか・・・と思ったら、

母：「・・・でもねえ〜・・・
40年も住んでたあの荷物を処分するのはとても無理だよねえ〜・・」

って・・・(￣◇￣;)

ゾゾーっ・・・・(＠Σ＠；)

まだ団地に戻る夢をみているらしい。

どうなることやら。

救急で運ばれたことによる
せん妄なのか？病気のせいなのか？

母は

「あやさん、隣の部屋の棚にある飴をとってくれる？」

と何度も言っていた・・・。

（病院なので、隣の部屋など無いし、とても飴を舐められる状態じゃない）

・・・不気味だ。
まあ、この不気味さは昔からある。

ケアマネさんが早急に
退院後の居場所を探してくれるそう。

本当にありがたい。

夕方になって

病院併設のタリーズで、今日初めての食事。

母の部屋のゴミ捨てや

各所への連絡等で
おなかがすいたことも、忘れてた・・・。

今回の母の入院は、

私にとって不思議と不安はない。

昨年の精神科入院で、
入院や社会のシステムに慣れたのもあるけど、

私自身が、
「自分の心」と繋がれているから
不思議と不安がない。

周りの状況が

一時的にピンチであっても、
自分と繋がった一体感がある。

心の中は、穏やか。

心よ、私と心の間に邪魔はある？

ない。

心よ、私、母のこと、どうしたらいい？

全部が、最善の方向に進んでる。
だから、大丈夫。

もう、いろいろなことは覚悟できているし、
なるようにしかならない。

だから、大丈夫。