栗林あや(いがぐりこ)です。

 

昨夜、ベッドで内省していたら

幼い頃から「他人にわかってもらえない苦しみ」があるときの

変な癖があることに気づいた。

 

 

「他人にわかってもらえない苦しみ」があるとき、

「他人にわかってもらえるくらいの苦しみ」になるように

自ら、苦しみが増幅するように

わざと事態を悪化させてしまう。

 

 

例えるなら、

怪我をしてものすごく痛いのに

外見上、他人に気づかれないような怪我だと、

 

わざと自分で傷口を広げて

怪我を悪化させてしまう。

 

 

粘土の工作で大きな木を作って、

頑張って作った葉っぱの部分を

誰かが触って壊してしまった時、

 

その悲しみをわかって欲しくて

わざと木の枝をボロボロに破壊してしまう。

 

・・・イメージで言うと、そんな感じ。

 

 

「私の苦しみはわかってもらえない」ってのがあるから

「私の苦しみはわかってもらわなくちゃ」という焦りがあって

 

わざと事態を悪い方へと悪化させてしまう。

(自分ではもちろん無自覚だけどね)

 

 

 

苦しみを伝えるのが上手な

大袈裟なタイプの子なら、

周りの人たちに

その痛みや苦しみをわかってもらえる。

 

 

幼い頃、団地の同じ階に住んでいた

2つ年下のくみちゃんがそうだった。

 

すぐ泣く。

 

団地に響き渡るような大きい声で泣くから、

みんながいじめてるわけじゃないのに、

 

いちばん小さなくみちゃんが

かんしゃくを起こして泣くだけで

 

大人たちが「くみちゃんを仲間に入れてあげなさい!」と

私たちを叱る。

 

 

でも、わたしが友達から仲間外れにされた時

いじめられたとき、

私はしくしく声を出さずに泣くから

誰も助けてくれない。

 

 

「あんたは困ってても声を出さないからわからない」

「泣いててもわからない」

「そんなんじゃ誰も助けてくれないよ」

「泣くならくみちゃんみたいに大きい声で泣きなさいよ」

 

母にそう言われたことを思い出した。

 

 

くみちゃんみたいに

苦しみを大袈裟に伝える技術がないから、

 

私は、自分でわざと

事態を実際に酷く悪化させるしかない。

 

 

 

ある時、

団地の前にあるドブ川に落ちて

膝から脚を大きく擦りむいた。

 

 

シクシク泣いてる私を近所のお婆さんと友達が見つけて

お母さんを呼んでくれたけど、

 

お母さんは昼寝をしていたようで

出てきてくれなかった。

 

 

わたしは、くみちゃんの例の件で

お母さんに

 

「そんなんじゃ誰も助けてくれないよ」

「泣くならくみちゃんみたいに大きい声で泣きなさいよ」

 
って言われたことを思い出して
 
思いっきり、
「うわああああん!!いたいよおおおおおお!!」と泣いた。
 
 
 
近所のお婆さんが
「ひろこさん!!あやちゃんが泣いてるよ!!怪我してるよ!」と
母を呼んだら、
 
鬱陶しそうに寝ぼけ眼の母が家から出てきて、
ダルそうに私のもとにやってきた。
 
その後のことは覚えていない。
 
 
なんとなく、その傷がカサブタになって
治りかけたのに
この苦しみと悲しみをわかって欲しくて
 
わざとカサブタを剥がして
治りを遅くしていたのを
おぼろげに覚えている。
 
傷は、なかなか治らなかった。
 
 
そんなのを思い出した。
 
 
 
わたしの苦しみは、誰にもわかってもらえない。
誰かにわかってもらわなくちゃ。
 
くみちゃんは助けてもらえるのに
わたしは、助けてもらえない。
 

「そんなんじゃ誰も助けてくれないよ」

「泣くならくみちゃんみたいに大きい声で泣きなさいよ」

 

泣いてみたけど

母には鬱陶しがられるだけで、

 

傷口は治らない。

(自分で傷を酷くしているから)

 

 

 

よくよく思い出してみたら

状況や相手は違えど
大人になった今も
同じことをしていることがある。
 
 
そんなのを思い出して
あの頃のトラウマを
自分でFAP療法で解除してみた。
 
 
 
自分で傷口を広げるよりも
自分でさっと立って
水洗いして、傷の手当てをする。
 
誰かを大声で呼ぶ必要もないし
くみちゃんみたいに泣く必要もない。
 
もう、自分でカサブタを剥いて
痛い思いをしなくていい。
 
 
たぶん、もう繰り返さないだろう。
 
 
これは、自分の備忘録記事。
今後どうなるかな。
 
たのしみでもある。
 
 
 
 
 

何度も繰り返して抜け出せない悩みに

「言ってみる」ことでブレーキをはずす

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