栗林あや(いがぐりこ)です。

 

私たちは生まれた時、

親が自分のすべてで

親が世界のすべてで

親がすべてのルールでした。

 

 

そこから自我を確立して、
「親と自分は違うものだ」と認識して

大きくなっていくわけですが、

特に第一子(長男、長女、一人っ子)は
より強く、親の期待を受けて育ちます。

 

 

・いい子に育ってね

・お勉強ができるようになってね

・あの高校に入ってね

・こんな仕事についてね

・結婚はこのくらいで

・相手はこんな人で

・孫の顔を見せてね

 

 

親の期待というのは

つまり「親が描いた理想の世界」です。

 

 

上記の通り、

私たちは最初

「親が世界のすべて」で生きてましたから

 

「親が描いた理想の世界」こそが「私の理想の世界」

だと、勘違いしてしまうわけです。

 

 


親だって、

第一子は初めての育児で

わからないことだらけです。
 

育児未経験の素人が

子供を育てるわけですから、

思い通りにいかなくて当たり前です。

 


過干渉になって

手をかけすぎてしまったり、


逆に手をかけるべきところが

すっぽり抜けていたり、

 

想定外のことも起きるし、
試行錯誤の連続です。

 

 

そして、何より、

第一子が生まれることで

良くも悪くも

生活に大きな変化が生まれます。

 

お金だってかかります。

 

女性であれば

お産は身体的にも精神的にも

大きく負担のかかる大イベントです。

 

 

そんなふうに

親がストレスフルな状況で

誕生したからこそ、

 

その分、私たち第一子は

「大きな想い」を込められて、

 

過剰な期待をかけられてしまうことが

多いのだと思います。



親が世界の全てである

小さな私たちは、


何とかしてその親の期待に

応えようと頑張ってきました。

 

 

「親が描いた理想の世界」こそが「私の理想の世界」。

 

 


でも生きていく上で
その親の期待に答えられないことが

必ず出てくるわけです。


私で言えば、最初の挫折は、

親が習わせていた

習字教室に通えなかったことですね。


私は3歳の頃から

習字を習っていたのですが、
幼稚園に入って小学校に上がる頃でしょうか。


もう習字教室に通うのが嫌になって
がんばって書いても

ダメ出しをされたり、叱られたりして、
筆を持つのも嫌になってしまいました。


そのうちズル休みするようになって
気づけばいつの間にか

習字教室をやめていましたね。


今となっては
「嫌なことなんだから、続かなく当たり前よね」と

大人目線で思いますが、
  

当時、習字教室を辞めた後の

私にとって

 

このエピソードは
「やりたくないのにやらされた」

という不快感よりも


親の言う通りにできなかった

後ろめたさや

罪悪感や

申し訳なさや
ズル休みしてしまった嫌悪感や

 

「でもやりたくなかったんだもん」

という気持ちがごちゃ混ぜになって、
今でも、なんとなく胸がきゅーっとなります。



その頃に親に言われた
 

「あんたにあんなにお金を使ったのに、何も続かなかった」
「あんたにお金を使って損した」
「あんたはほんとに根気がない子だよ」

という言葉は、

大人になっても私に染み付いていて、
「私は根気がないからダメなんだ」と

 

今でも時々、

自分責めの理由として

使ってしまうことがあります。

 


そして私は実は

習字の他にも、

エレクトーン
合唱
そろばん
リトミックを習っていました。

 

そして、そのどれもが挫折しました。


一人っ子だったのと

バブルの頃で景気が良かったのと

母が自分の貧しい生い立ちに

劣等感を抱いて育ったせいか、


一人娘の私への期待は

人一倍だったのかもしれません。



もし私が第二子以降だったら。


私の母もそこまでの期待はせず、
「まぁ子供ってそんなもんか。」
「好きじゃない事が続かなくて当たり前よね。」
などと諦めていたのかもしれませんね。

 

そもそも、

こんなに習い事もさせてなかったでしょう。



私たちは、

親に期待された自分の枠を超えて、

本当の自分として生きようとした時、


必ずそこに
罪悪感や
後ろめたさや
申し訳なさを感じるようになっています。

 

それは、「親が世界のすべて」で

生きてきた過去があるからです。

 

 

「親が描いた理想の世界」こそが

「私の理想の世界」で、

 

その「親の世界」からはみ出たら

それはすなわち「この世の破滅」だからです。



と、いうことは。


 

逆に言えば、

自分の人生の中で、

 

罪悪感や、後ろめたさや、

申し訳なさを感じながらも

やってしまったことは、

 

それは挫折ではなく、

 

親の価値観から抜けて

自分らしく生きられた出来事

 

なのだと思います。




過去にあなたが経験した


後ろめたい出来事
罪悪感を抱いた出来事
申し訳なさや劣等感などのネガティブな感情を抱いた出来事

挫折だと思ってた出来事

それらは実は

ダメな出来事ではなく、


「親が描いた理想の世界」の幻想から

やっと抜け出せた出来事
 

だったのかもしれませんね。

 

 





まぁ、そんなことを

今度開催するこの講座でお伝えしようと思います。

 

 

「親が描いた理想の世界」こそが「私の理想の世界」は、本当か?

 

そろそろ、そこから抜け出していい時なのかもしれませんね。

 

 

 

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