栗林あや(いがぐりこ)です。
今日、次女と三女の小学校に
車で下校のお迎えに行ってきた。
どんより曇り空で
今にも雨が降りそうだったし、
新学期でまだ歩くのに慣れず
三女が朝「足が痛いから迎えに来て〜」と言っていたので、
「親バカだなぁ・・・」と思いながらも
子供にお願いされた通り、
車で迎えに行くことにした。
うちの小学校は、
車社会が当たり前の地域ってこともあって
車で送迎することに対しては
比較的「ゆるくて自由」な校風だと思う。
下校時刻になると
私と同じように車で送迎する親が
学校の駐車スペースに何台も車を止めている。
私が車で待っていると、
続々と児童が校門に出てきた。
「お迎えに来て〜」と言っていた三女が
お友達と一緒に
校門からこちらに歩いてくるのが見えた。
続々とクラスのみんなが歩いていく中で
「ばいば〜い!」と手を振り、
のうのうと車に乗ってくる三女。
私がちょっとびっくりして
「ねえ、あんた(三女)・・・(@Σ@;)
そんなに堂々と車に乗って、
みんなから【ズルい】って言われない?!」
わたしが三女に聞くと、
三女は「ハァ?(゚Д゚)?」って顔して
「そんなこと言う人いないよ」と言った。
少し経って、同じようにして
続々と次女の学年が出てきた。
同じようにお友達とやってきた次女。
次女も同じように
「ばいば〜い!」と手を振り、
堂々と車に乗ってきた!(@Σ@;)
「どえええええ!!!!
ねえねえ、わーこ(次女)も怖くないの?!
【わーこちゃん車で帰ってズルい!】って
お友達に言われたりしない?!」
次女も「ハァ?(゚Д゚)?」って顔して
「そんなこと言われないよ」と笑った。
え・・・??!!
どゆこと???
令和世代は「ズルい」って言わないの?!
次女と三女に詳しく聞いたら、
・「ズルい」なんて言われない。言う人もいない。
・だから「ズルいって言われないか?」って心配にもならない。
・逆に、クラスで特別待遇の子(みんなと違うことをしている子)を見ても「ズルい」とは思わない。
・特別待遇の子(みんなと違うことをしている子)は、理由があってそうしているのだから、特に変とも思わない。
・ましてや「ズルい」とは思わない。
・待遇の内容によっては「うらやましいなぁ」って思うことは時々ある。
・そもそも「ズルい」っていうのがあまりよくわからない。
だってーーーー!!(@Σ@;)
えええええええ・・・
もしかして、
多様性の考えが浸透しはじめている昨今、
誰かと自分を比べて「ズルい!」って言うのは
古い考えなのかな?!
え・・・
「ズルい」って死語?!!!(@Σ@;)
あーーー衝撃だった。
これが私が子供の昭和時代なら、
親に車で迎えにきてもらうだなんて
「あやちゃんズル〜〜い!」ってからかわれたり、
噂されたり、後ろ指さされたもんだけどなあ。
昭和より平和なのかもな。
「理由があってそうしてるのだから、ズルいなんて思わない」って、、、、
大人の私より、
子供たちの方が、ずっと大人の考えだった。。。笑
もしかしたら
「人と違って恥ずかしい」
「私だけ得して後ろめたい」って悩みは、
これから時代とともに減っていくのかもなぁ。
まさに多様性だね。
人と違って当たり前。
そんな時代になったのかもなあ。
親の私の方が遅れを取りそうだ。
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