あなたにとっての「休む」ってなあに？

栗林あや（いがぐりこ）です。

この仕事を始めた頃か、

始める前だっただろうか。

ぢんさんが

「手帳を買ったら、まず休みの日を先に決めておく」

と言っていた。

それを聞いて私は

なんとなく「劣等感」みたいなものを感じた。

「先に休む日を決める」っていうのは

よく言われることなんだけど、

そうは言っても、子育て中の母親は休めない。

休んだら、休んだ分だけ

見事に後から皺寄せがやってくる。

休まない日より、休んだ日の方が

余計にイライラしてしんどくなる。

んなら、休まない方がマシだし、

そもそもぎゃーぎゃー騒ぐ家族の横で、

心から休むことなんてできない。

「アレをやらないと・・！！」と思いながら

何もしないで１日を過ごしても、

ストレスばかりが逆に溜まるだけ。

疲れを解消することができない。

子育て中の母親に休みなんかない。

そして、休む時間もないけれど、

それに加えて

休む「場所」も「環境」も（当時は「お金」も）ない。

「休める人はいいわよね。」

・・・ってな感じで

「休めない自分」を惨めに思っていたし、

「休めない自分」を責めていた時期があった。

そういう「休めない」環境で生きている自分に

もどかしさみたいなものと、

どうしようもない虚しさを感じていた。

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あれから何年か経って。

今は、平日は田舎の漁村で

長男の嫁業と３人娘の子育てをしながら、

土日は、カウンセラー・セミナー講師業をしている。

とても充実している。

家事の空いた時間に、仕事の事務作業をねじ込む。

「ぐりちゃん、めちゃ働くね」

そう言われるんだけど。

実は私としては、仕事（セミナー講師業）の方が「リフレッシュ」。

つまり、仕事（セミナー講師業）の方が「休みの時間」なのだ。

仕事（セミナー講師業）がやりたいことだから、

やりたいことをやるために

なるべく早く家事を切り上げる。

手を抜けるように工夫する。

休日（セミナー講師業をやる土日）があるから、

その日を楽しみにして、

毎日の仕事（家事に追われる平日）を頑張れる。

「休みたくても休めない」

そう思っていた時期は苦しかったけど、

家事が仕事で、仕事（セミナー講師業）が休日。

仕事＝休日

そう思ったら、

仕事も、プライベートも

ものすごくうまくバランスが取れるようになった。

そもそも「休み」ってなんだろう。

単に「寝る」ことだろうか？

単に「だらだらすること」だろうか？？？

でも、こんなことってない？

一日中ダラダラゴロゴロしても、

日頃の疲れが取れない時。

逆に疲労感が増して、