静岡県の漁村に暮らす心屋塾認定講師

いがぐりこ、こと、栗林あやです。

 

 

三女(小2)が「英会話教室をやめて、ピアノを習いたい」と言ってきた。

 

 

うちの三人娘は、

3人とも幼稚園に入る前から

英会話教室(ECCジュニア)に通わせている。

 

 

英才教育という訳ではない。

英語をペラペラに喋らせたい訳でもなかった。

 

 

9年前、育児に悩んでいた私が、

 

「子供とどう過ごしていいかわからない。

どうせ家にいてもTVをみさせるくらいしかないのだから、時間潰しのために、何か習い事でも通わせよう。」

 

と思ったのが、通わせたきっかけ。

 

 

▼初期の頃のブログ

憧れてるあの人も、私の一部なの?

 

 

 

でも、子供が3人になって

英会話スクールのトロッコに乗せられたら、

必然的に英語教育のレールの上を走らされる。

 

 

ECCジュニアにもいろいろコースがあるのだけど、

 

うちの子たちは

英会話のスタンダードプランのレッスンに加えて、

 

「読み書き英文法」のクラスや

「算数」のクラスもオプションで習わせていたため、

毎月のお月謝は、約4万円。

 

プラス、新年度は教材費を買う。

今まで払った金額で、高級車が買えるぜ〜〜

 

加えて長女はピアノも習っている。

 

 

経済的に負担というよりも、

わたしは、送迎が負担でたまらなかった。

 

 

三女が学校から帰宅

 ↓

三女を英会話に送る

 ↓

長女の下校ルートに長女を迎えに行く

 ↓

長女をピアノに送る

 ↓

三女を英会話に迎えに行く

 ↓

長女をピアノに迎えに行く

 ↓

あわてて夕飯準備

 

 

こんな感じの「習い事ピストン輸送」が精神的に気が抜けず、

平日15時半〜18時は

いつも忙しくてピリピリしていた。

 

 

▼習い事関連の記事

間違えて「ハロー!」しちゃった...( ;∀;)

 

やらかしてしもた・・・。

 

ついに!子供の英会話教室もZoomで「バタバタ」レッスン

 

 

 

さらに、ECCには、

親が付き添って進めるのが推奨の宿題があるので、気が気じゃない。

 

(ちなみに私はめんどくさくて付き添えないので自分でやらせてる。

そして先生に毎度その姿勢を面談で指摘されて、ギクリとする。)

 

 

ECCの開始時刻までに「宿題早くやりなさい!」って子供を急かすのも、正直しんどい。

(急かされる子供はもっとしんどいだろうけど。)

 

 

かといって、ぶっちゃけ

子供達はものすごく英語を喋れるというわけでもない。(笑)

 

まあ、親が熱心じゃ無いからね。

 

 

 

そんなわけで、

三女が「ECCをやめてピアノを習いたい」と言った時。

 

 

親としては

 

「え!せっかくちっちゃな頃から5年以上続けてきたのに、もったいない!」

「てか、むしろ英語なんてこれからが本番でしょ?!」

 

と、辞めて欲しくない複雑な思いであったけど

 

心の奥底では、

 

「まあ、子供にとっても、私にとっても負担だったよね。」

「ピアノ?ま、身にならなくても、好きなことやれ。やれ。」

 

というのが正直なところ。

 

 

普通の感覚で言ったら、辞めないように説得するだろうけど、

これは心屋の恩恵かな。

 

「そうなのね。三女ちゃんは、ピアノを習いたいのね。

でも、ECCかピアノか、どちらか1つじゃなくてもいいんだよ。

 

両方やるのでもいいよ。

それでもピアノだけにしたい?」

 

・・・・

そんな風に、冷静に「どうしたい?」を聞けた。

 

 

ECCは上の子たちの教材がお下がりで使えるし、

中学行ったら英語が本格的に始まるから、

今辞めちゃうのはもったいない気持ちもあるけどね。

 

 

英会話の先生には、今年度でやめることをあっさり伝えて、

 

長女が通うピアノの先生には、

中学生になる長女が辞めて、

代わりに三女がレッスンを始めたい旨を伝えた。

 

 

まあ、習い事に費用対効果を望む人(うちの姑とか)から見たら、

金をドブに捨ててるように見えるかもな〜。

 

それでもワクワクする時間や、豊かな時間がちょっとでも過ごせたら、

わたしはそれでいいかな。

 

ピアノも、趣味程度にやってくれれば、それでよし。

 

 

そんな親です。