心屋塾認定講師 栗林あや(いがぐりこ)です。

 

 

全国でようやく、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されましたね。

 

今後第2波の可能性も懸念されており、まだまだ気は抜けない状況ではありますが、わたしは「やっと解除だあ!」という、長いトンネルを抜けた気持ちでいるのが、正直なきもちです。

 

みなさま、長い自粛生活本当にお疲れ様でした。

 

 

この緊急事態宣言の解除は、最前線でご尽力くださっている医療関係者のみなさま、そして、わたしたちの生活を支えるお仕事をされているみなさま、

 

さらには、毎日の生活で自粛をして、制約のある中で工夫をして毎日を送ってきたわたしたちみんなの頑張りの成果なんじゃないかなあと思っています。

 

 

それぞれに置かれた状況は違うかもしれませんが、みなさま、ほんとうにおつかれさまです。

 

そして、本当にほんとうにありがとうございます。

 

 

 

さて、わたしは、現在休止をしている 心屋塾初級セミナー心屋塾上級ワークショップ の今後の開催について、この自粛期間中ずっとずっと悩んできました。

 

 

心屋のセミナーを休止して2ヵ月半、まもなく3ヵ月になります。

 

あれだけ情熱を持って開催してきた2つのセミナーです。

 

どうにかしてこの2つのセミナーを開催することができないか。

 

どうにかして、初級と上級を必要とされている方に、私が心から大事にしていて重要だと思っているもの↓

 

▶︎ZOOMではやらないこと

 

これを大事にしたまま、開催をすることができないだろうかと、開催の方法についてずっと模索してきました。

 

 

 

しかしながら、このたび全国でようやく緊急事態宣言が解除され「さあ!初級と上級をやるぞ!」と思った時に、

 

心屋塾初級セミナー および 心屋塾上級ワークショップの開催形態とワークの内容を、国から出されている新型コロナウィルスの感染防止策と照らし合わせたところ、

 

残念ながら、現在の初級セミナーと上級ワークショップの内容のままでは、対面で安全に開催することはできない と判断いたしました。

 

 

これは、心屋の公式見解ではなく(心屋としての新型コロナウイルス感染症予防対策のガイドラインはまだ出されていません)、あくまでイチ講師であるわたし個人の見解です。

 

 

 

新型コロナウィルスの感染防止策について、厚生労働省のHPには5月29日現在

 

https://www.mhlw.go.jp/.../ken.../dengue_fever_qa_00001.html

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新型コロナウイルス感染症の予防法→問3


対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度)で15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます。
対面で人と人との距離が近い接触が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされる環境は感染を拡大させるリスクが高いとされています。


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と書かれています。

 


要するに「対面1m程度で15分以上の会話はアウト」ということでしょう。

 


初級セミナーと上級ワークショップは、現状のままだとこれに該当してしまい(いわゆる三密であり濃厚接触の状態)、

 

セミナーの内容そのものを見直さないと、たとえ換気をしたり手洗い消毒をしたり、講師や参加者の体調を確認して検温をしたとしても、

 

国の感染予防策の指針に反している以上、仕事としてまた団体として、対面で開催することはできないと思っています。

 

 

この件についてはとても悩みました。

 

わたしが神経質なのではないか。あるいは、やるのが怖いから(何かあった時に責任を取るのが怖いから)こんなふうにコロナを口実にしているのではないか?

 

そんなふうに自分を責めた時期もありました。

 

 

・・・ぢんさんなら、こんな時。なんて言うだろうか???・・・・・

 

 

 

けれど悩み抜いた末、そうではなくて、これは私が心屋のこの2つのセミナーと、心屋そのものに対する愛情であると確信を持ちました。

 

 

 

お越し下さった方には、心の悩みを解決して(その場で解決できなくてもその後の生活で自由に生きるためのきっかけにして)、安心して豊かに日々の生活を送ってほしい。

 

その「安心」を伝えるためのセミナーで、国の指針に反して「不安」な状態のまま、参加される方からお金をいただいて無責任に迎え入れることは、現状のままではわたしにはできないと思いました。

 

 

今の予断を許さない状況を素直に冷静に考えたら「感染のリスクがあってもいいー!」では、当然ですが済まされないのです。

 

 

 

初級セミナーと上級ワークショップで、わたしが「お伝えしたいこと」「感じて欲しいこと」、そして問題解決のために必要な「もっとも重要なこと」。

 

それは「実際に体験することで得られる気づき」です。

 

 

もしかしたら「対面1m程度で15分以上の会話はアウトなのね。じゃあ、対面ワークをなくせばいいじゃん。」って、そう考える人もいるかもしれません。

 

 

でも、それならそれ用(対面ワーク無し用)にセミナー内容やセミナー料金を改訂しなければ、

 

私にとって重要度の高かった「実際に体験することで得られる気づき」が単にカットされるだけで、クオリティは下がり、惰性で無理やり開催しているだけに過ぎなくなってしまいます。

 

 

わたしは、ぢんさんが作ってくれたコンテンツへの想いがあるので、それはやりたくないのです。

 

 

 

長くなりましたがそんなわけで、現状、国から発表されている感染防止策に則った開催形態が提案できないこと。かといって、内容の改訂などが現時点ですぐにはかなわないこと。

 

この理由から、しばらくの間心屋塾初級セミナーと上級ワークショップは、開催することがでいない状態だと判断しました。

 

(これは、心屋の見解ではなく、私個人の見解です。)

 

 

 

本日も次回の開催についてお問い合わせをくださった方がいらっしゃったのですが、いま、このような状態です。

 

 

もっと何か探せば、国の感染防止策とセミナー内容の折り合いがつくトコロがあるかもしれませんので、それが見つかるまで、しばらくは開催休止とさせていただきます。

 

 

 

もしかしたら、NG(いわゆる三密であり濃厚接触の状態)になる部分をカットして、「対面ワーク無し」でセミナーを開催することも今後あるかもしれませんが、

 

それは心屋塾の初級セミナーでも心屋塾上級ワークショップでもなく、別物と言わざるを得ません。

 

 

ひとまず、現状を書きました。悲しいけど、いまはそんな状態です。

 

 

 

このさまざまな自粛が、本当の意味でおさまって、また安心してセミナールームでできるようになったら、初級セミナーも上級ワークショップも再開しますので、それまでは、もうしばらくお待ちくださいね。

 

その時はぜひ、来てくださったら嬉しいです。ニコニコラブラブ

 

 

わたしは、ライフワークとして、これからも続けていくって決めているので。

 

 

 

 

 

このところ、ずっと悩んでいた、いがぐりこでした。