いがぐりこです。

 


先日、プライベートで

 

とあるコンサルティング業界の方と

 

お話をさせていただく機会があった。

 

 

私の居る、この特殊とも言える心の界隈で、


人を支えるべきカウンセラー達が

 

こうして群れてしまっている姿に、

 

その方は、違和感を持たれたようだった。

 

 

 

 

・・・まあ、そうだろう。

 

そりゃ、違和感を持つだろう。

 

私も中にいて違和感持つことあるんだから(笑)。

 

 




よくある話だが、

 

何かのきっかけでカウンセリングを受けて

 

楽に生きられるようになったと感じた人が、

 

自分だけでなく他人のことも助けたいと思って

 

カウンセラーを目指す。

 

 

 

カウンセラー養成スクールに通い、

 

そこを卒業すれば、

 

ひとり立ちして大海原に出てゆく。

 

 

それは、それは、とても孤独な世界である。

 

 

 

 

 

私の居る界隈では

 

そんな「人を支えるべきカウンセラー達」が

 

孤独の恐怖を癒し、

 

不安をさらけ出し、

 

自分の弱さを助けてもらうという、

 

なんとも奇怪な「居場所」が存在する。

 

 

 

 

「孤独に耐えて、一人で立つ力がなければ、他人を助けることはできない」

 

それが常識の世界の人には、

 

 

「人を支えるべきカウンセラー達」が

 

弱さや不安をさらけ出しているこの界隈は、

 

なんともヘンテコな場所に見えるだろう。

 

 

 

 

「自立していて強いことが美しいことである」

 

それが常識の世界の人にしたら、

 

 

「人を支えるべきカウンセラー達」が

 

群れてしまっているように見えるこの界隈は、

 

なんともお粗末で情けない場所に映るだろう。

 

 

 

 

 

・・・まあ、そうだろう。そうだろう。

 

 

 

 

確かに、自立している人は、素晴らしい。

 

 

人に囲まれている時も、そうでない時も、

 

ただひたすら自分の弱さと

 

ひとり向き合っている人の姿は、カッコイイ。

 

 

孤独と不安に耐え、

 

一人立ちしている人の姿は力強い。

 

 

そんな人がカウンセラーであるべきで、

 

そんな人に頼りたいと思うのは、

 

まあ、当然のことだろう。

 

 

 

 

 

だけど、

 

私が尊敬するカウンセラーの人たちは

 

みんな、自分の弱さを、さらけ出している。

 

 

 

 

不安も、

 

ひどいところも、

 

ダメなところも、

 

ダサいところも、

 

隠さずにさらけ出している。

 

 

 

 

しかも、それをいとも簡単に(笑)

 

 

 

 

弱い奴ほど、群れたがる。

 

確かにそうだ。

 

ほんと、そうだ。

 

だから、弱いんだ。

 

ちっぽけなんだ。

 

 

 

 

でも、そんな弱さや自分の小ささを出せるのは、

 

人を頼ることを知っているから。

 

他力のパワーを知っているから。

 

 

 

それは、紛れもなく

 

「人を信じることができる」という強さなのだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

「弱く」なろう。

 

 

 

 

 

誰かを助けたり、支えたりするのではなく、

 

 

自分が助かれば

 

自分が自分を生きてるだけで

 

自分に会うひと会うひとが勝手に助かっていく。

 

 

嫌われることもある。

 

 

それでも

 

自分を生きる!という決意をするところ。

 

>>ここより引用

 

 

 

 

他人を信じて

 

自分の弱さを、さらけ出す。

 

 

それだけで、

 

自分に会うひと会うひとが勝手に助かっていく。

 

 

 

 

「弱く」なろう。

 

 

 

 

「カウンセラーは人を支えるもの」という

 

概念ではないこの界隈は、

 

やはり、シャバでは違和感を持たれて当然の世界なのであろう。

 

 

 

 

 

 

不安と孤独に耐えながら、独り立ちして

 

強くなろうとしている人もカッコイイが、

 

弱さやダサさをさらけ出せる人は、もっとカッコイイと、

 

私は個人的に思う。

 

 

 

 

 

「弱く」なろう。

 

そんなことを、ぼんやりと考えていた朝。

 

 

 

 

 

 

コバやんが

 

わたし的に、ビッ栗するほどタイムリーに

 

こんなブログ記事をあげていた。

 

 

 

 

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お金を稼ぎたいなら「弱く」なろう より

 

 

 

学校では「強く」なることを教えてもらえる

 

頑張れる人、我慢できる人

 

感情をコントロールできる人

 

一人でなんでもできるようになることを教えてもらえる

 

 

そうなるのが

 

立派な大人になることって教えてもらってきた

 

 

一人で頑張れるのが価値があるし

 

人の役に立てて、収入も多くもらえると信じてきた

 

 

確かに「ある程度」の収入ならそうかもしれないけど

 

今の時代その「ある程度」も怪しくなってきている

 

 

 

本当に稼ぎたいなら

 

強くなりすぎてはいけない

 

なんでも自分でやってはいけない

 

自分一人で稼げる額なんてそんなに大きくない

 

誰かに助けてもらいながら

 

みんなで収入を増やしていく

 

 

自分の弱さを助けてもらう

 

がんばれないところを助けてもらう

 

そんな「助けてもらえる人」が

 

一人で頑張る人よりたくさん稼げるのです。

 

 

 

 

===========

 

 

 

なるほど。

 

「稼ぐ」の切り口でかいてあるが

 

わたしは、お金以外の他のことも同じだと思っている。

 

 

 

 

「弱く」なろう。

 

 

 

 

孤独に耐え、自立して「強く」なろうとすることは

 

もう今まで、充分すぎるほどやってきたじゃないか。

 

 

 

「弱く」なろう。

 

 

「強くあれ」を手放した「弱さ」に

 

わたしは本当の強さがある気がしてならない。

 

 

 

 

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おわり。

 

 

 

 

 

 


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