いがぐりこです。

 

親戚の方から、筍をいただいた。

 

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私が住んでる地域は、


竹林が生えてる急斜面の土地がたくさんあって、


この時期になると、

親戚や知人などから、毎日のように、


タケノコ掘りの人員要請が来ていた。



タケノコをほっとくと、


よその敷地に竹の根がどんどん伸びてしまうので、

とにかく侵入を食い止めるべく、

 

必死に掘らなきゃいかんのです。



土地の持ち主も年々高齢化しているので、

比較的若い人たち(と、いっても50~60代)がお互いに助け合って、

タケノコ掘りをしていた。

 

 

 

うちの舅も

 

毎年↓こんな感じに(5年前の記事)

 

竹の子掘りの人員に駆り出されていたのだけど、

 

 

 

 

↑5年前の画像

 

 

 

数年前から、

 

舅も高齢になって持病の脳梗塞で

 

右半身の不随が進んできたので、

 

竹の子掘りの人員として、声がかからなくなった。

 

 

 

 

わたしは、いただいた筍を

 

午前中アク抜きしながら煮て、

 

 

 

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お昼には

 

うちの庭のさやえんどうと一緒に

 

炒め物にした。ニコニコキラキラ

 

 

 

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お昼のチャイムと同時に

 

庭にいた舅に

 

「お義父さ〜ん!お昼ご飯ですよ〜!」と呼んで、

 

たけのこ炒めを食べる。

 

 

 

あらためて冷静に考えると、

 

まったくもって、謎の状況である。

 

 

 

今日は、

 

お婆さん(舅の母)は、デイサービスで不在。

 

 

姑は、お葬式で出かけている。

 

子供達は、学校。

 

旦那は会社。

 

 

 

 

 午前中からせっせと下ごしらえした筍を、

 

好きでもない、

 

男女の関係でもない、

 

血も繋がっていない、

 

知らんおっさん(←舅)と食べるのだ。



この知らんおっさんのために、

 

わたしはタケノコを茹でて、炒める。

 


ミステリーすぎる。


なぜ、、、、????


家制度って謎すぎる。

 

 

 

 

さきほど、

 

婆さん(舅の母)がデイサービスから帰ってきた。

 

 

 

子供達は、習い事があるので、

 

夕ご飯はまだ後。

 

 

お腹をすかせて待ちくたびれた、知らない婆さん(←舅の母)に

 

わたしは、自分たちよりも一足先にご飯を用意して、

 

 

知らない婆さん(←舅の母)に

 

食べこぼしを防ぐための介護用食事ケープをつけて、

 

お茶を入れて

 

婆さん用のやわらかく炊いたご飯を用意して、

 

口に運んだ。

 

 

 

 


家制度って謎すぎる。

 

 

なんでわたしは、

 

知らないおっさんの母親に

 

ご飯を用意しているんだろう???

 

 

 

知らない人のために

 

毎日せっせと家事をしている。

 

 

 

 

「それは、旦那を愛しているから。

 

 旦那を愛しているから、その両親や祖父母も大切なんでしょう。」

 

 

とでも言えば、

 

まるでそれらしくもっともな正解のように聞こえるが、

 

 

特にそういった実感や

 

「愛している」というような感覚は、

 

今さら敢えて認識できるようなものは残っていない。

 

 

 

 

それでも当たり前のように、

 

わたしは知らないおっさんと

 

知らないババァと

 

知らない婆さんのために、

 

毎日せっせと家事をする。

 

 

 

たぶん、これは、あらためて頭で考えてはいけないこと。

 

深く思考で考える必要のないこと。

 

 

 

 

もしかしたら、これがワタシの人生において

 

ものすごくストレスになっているのかもしれないし、

 

あるいは、

 

逆にわたしの心の支えになっているのかもしれない。

 

 

 

私にとって、

 

いつか向き合わなければならない問題なのかもしれないし、

 

はたまた、

 

 

これは私の無意識が

 

私のかねてからの願いを叶えて

 

ごく自然なカタチで用意してくれた、

 

ものすごく贅沢で特別な環境なのかもしれない。

 

 

 

 

どちらにしても、

 

私が深く考えなくてもいいこと。

 

 

たぶん、考えてはいけないこと。

 

 

 

 

舅と二人で、

 

無言でモグモグと

 

舅以外の誰かが掘ったタケノコを食べた。

 

 


 

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まあ、向こうも


「知らん女がなぜウチにいるのだ?」


と思ってるかもしれないけどね。




 

 

 

 

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