その「休みたい」は本当か？

やりたいのにやっていないこと

＝休むこと

それ、本当？

本当にやりたいこと？？？

いがぐりこです。

「やりたくないのにやっていることをやめて

やりたいのにやっていないことをやろう」

心屋ではそう言う。

「頑張り教」「頑張る星人」なんて言葉もあるし

自分を見失ってまで

必死に頑張っている人がいて、

それで身体を壊す人がいるのも事実だと思う。

でも。

私はカウンセラーの立場として、

「頑張り教」「頑張る星人」の人たちに対して

やたらめったら

なんでもかんでも「休め休め」とアドバイスするのは

ぶっちゃけ、手抜きすぎるのではないか？と

疑問を持っている。

「やりたくないのにやっていることをやめて

やりたいのにやっていないことをやろう」

「やりたくないのにやっていることなあに？」

「やりたいのにやっていないことなあに？」

私もセミナーで

来た人にこれを問う時があるのだが、

やりたいのにやっていないこと＝休むこと

という、場合。

私は

その奥に、まだ「本当にやりたいこと」が隠されている

と思っている。

要するに、

その「休みたい」は

昨今の「休め休めブーム」に影響されて

自動的に「疲れることがダメ」だと

思い込んでいるだけではないか。

「疲れるのはいけないこと」と勘違いして

全力で楽しむこと、全力で頑張ることから

逃げているだけではないか。

「休みたい」のではなく

「休まなければならない！」になっていないか。

なんなら、

「休まないと強制終了が起きちゃう！」と

思い込んでいるだけじゃないか。

そんな人は、実際に休んでみるとわかると思う。

「あーーー。寝すぎて疲れた。」

「ダラダラして１日が終わってしまった・・・。」

「余計に疲れた。」

「まだ休み足りないのだろうか・・・。」

せっかく休んだのに、そんなふうに

ますます自己嫌悪になって終わる。

違う。

それは、休み足りないのではない。

それは、

やりたいのにやっていないこと＝休むことじゃなかったのだ。

「休みたい」そう感じるのは

単に休息が欲しいのではなく、

周りの人の気持ちを考えすぎて、

気疲れしているだけのことも多い。

あるいは、

「自分を満たすマニア」「自分を休ませるマニア」に

なってるだけなのかもしれない。

参考記事↓

◆「自分を満たすマニア」になっていないか。

「休むこと」にフォーカスし過ぎて

それで、鬱々とした毎日に苦しんでいないか。

やりたいのにやっていないこと＝休むこと

が出て来たら

一旦休んだらいいけど、

「あーーー。寝すぎて疲れた。」

そんなふうにますます自己嫌悪になるなら、

もう少し奥を探ってみるといい。

やりたいのにやっていないこと＝休むこと

それ、本当？

本当にやりたいこと？？？

例えばよくあるのは、

他人の気持ちを考えすぎて、

気疲れしているだけの場合。

グダグダ寝ていると、

「こんなにダラダラしてたら家族に何か言われそう」

と、余計に他人の気持ちを探って、

ますます疲れる。

そんな場合は、

えいやっ！！！と思い切って起きて、

誰にも気を使わなくて済む

一人になれる場所に出かけた方が

よっぽどリフレッシュできる。

全力で何かに打ち込んだ方が

スッキリすることがある。