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フューチャーウォーカー3巻発売&4巻速報!

みなさま、こんにちは。
こちらはケンタン編集室です。

ついに3巻「影はひとりで歩かない」が発売されました!
この2か月は、わがケンタン市、そしてバイサス王国建国以来の危機と言われるほど、激動の日々でした。
おかげさまで無事に刊行できたこと、心から嬉しく思います!
大陸を奔走し、資材をかき集めてくださった印刷業者のチサトリア嬢に、海より深い感謝を!
そして、読者のみなさま、いますぐ書店へダッシュを!

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なんでしょうか、この人たち、かっこいい!

三人の騎士は、ソロチャーとジュリオ市長のまえに並んだ。騎士団の乗り物は大きさにおいても形においてもまるで類似性がない。それぞれの乗り物にふさわしい身なりをととのえた騎士のすがたにも、やはり類似点はなかった。ただ、堂々とした姿勢で騎士らしく立っているという点では一様だった。

そうなのです、あの伝説の三騎士が復活を遂げるのです!
いざ、天空を駆けろ、三騎士!
なかでも、かっこよすぎてたまらないのが、ワイバーンを操る騎士、ムスタファ大公です。

ディムライトは今度は頭に血がのぼったががまんしているんだという表情でいった。
「逃げるのではない。われわれの存在が正当でないなら、やつらとたたかえるわけがない」
ムスタファはふりかえってディムライトをながめてから、なにげなくいった。
「だが、剣はまっすぐだ。死をこえて」


超クールです!
意味がわかるようなわからないような感じもしますが、とにかく死をこえてがんばれ、ムスタファ。
そして、すでに4巻の制作も進行中です。
バイサス王国に属する宮廷画家より、素晴らしい絵画が届きました。
ここをご覧の皆様にちょっとだけ披露を。

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でました!
画伯いわく「船長室をイメージした」という、いかしまくった1枚です。
ということは、もちろんあの方ですね。
本格的なお披露目まで、もう少々お待ちを!

さてさて、本当にやばいヤツらで賑わってまいりました。
まだ読んでいない人は、ぜひどうぞ。
翼にふりそそぐ陽光のごとき正義よ!

フューチャーウォーカー3巻、発売日決定!

みなさまこんにちは。
こちらはケンタン編集室です。

前回のブログにてお知らせしました資材不足による3巻「影はひとりで歩かない」発売延期か!?という件、大変ご心配をおかけしました。
印刷業者、資材業者、ならびにたくさんの方々が奔走し、努力してくださったおかげで、想像していた以上に早く発売できることとなりました。
感謝、感謝の毎日でございます。

とうわけで、発売日は、4月30日(土)に決定!

一部地域では、少し遅れるかもしれませんが、どうぞご了解のほどを。

さてさて、1巻のミ、ファ、2巻のファハスに続き、3巻の表紙は、レザーとオークのルソンです。
ルソンは、オーク史上初の表紙獲得です。
快挙と言って良いでしょう。
男前のレザーと一緒に渋い表情を決めるルソン。

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しかし、こんなふうにかっこつけちゃっているルソンにまさかの展開が……。
ヒントを申せば、フチーリア以来の悲劇が彼を襲います!

ちなみにオビはこんな感じです。
制作中の色校正(色を見る見本みたいなの)を公開します。
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血の死闘!
これは危険なにおいがプンプンしてきますね。
死闘ファン必見です!(いるのか?)

発売日まであとわずか。
翼にふりそそぐ陽光のごとき正義よ!

フューチャーウォーカー、衝撃の第3巻!

みなさま、こんにちは。
こちらはトロメニ編集室です。

現在、第3巻「影はひとりで歩かない」の追い込み真っ最中です。
刊行も間近になり、ますます力も入ってくるところですが……。
しかし!
なんと、このケンタンに資材が足りないという噂が流れてきております。
本にとって資材とは、ズバリ紙!
紙が、紙が、手にはいらない……?

そんなわけで、現在、トロメニ編集室では、資材の確保に奔走中です。
噂では、他の出版業者も紙の手配にこまっていてしまいには週刊「ジャンプ」もお休みで大好きなアレもコレもおあずけって……きーっ、精神統一!
エゴペンのアドルトンのいたずらには、本当に困ってしまいます。
いや、海賊たちはこの大陸の周辺の海にもはびこっておりますが、かの海賊の活躍など、ケンタン市民は知りようがないのでございます。

第3巻の刊行は、現段階では4月後半を予定しておりますが、場合によっては刊行を遅らせる可能性もあります。
随時、このブログにてご報告しますので、もう少々お待ち下さい。

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ぬはっ!大木を小脇に抱えるいかつい男、いったい誰?

待ちきれないという方のために、こんななぞの男も登場する第3巻をちょっと紹介。
私がとくに気に入ったのは、ドワーフのノッカー、エクセルハンドと、あいかわらずの不思議モード全開のイルリルによるこのシーン。

エクセルハンドのすがたが目にはいる。しゅんかん、エクセルハンドとイルリルの目があった。
(おぬしたちも?)
(ええ。悲しいけれど、しかたのないことだわ)
(わかった)
 世のなかの覇権をにぎる種族でないという共通点のために、もっとも理解しがたい種族が理解しあう珍奇な事態が生じた。エクセルハンドは、ゆっくりだがまちがうことはないといわれる老獪な思考活動を通じて、イルリルの行動をゆっくりと理解していった。
 人間が世界を支配することは、もはやひきかえせない事実として定まっている。だが現在、ひろがっている事態がドスペルの説明どおり、グランエルベールによる天啓であるなら、その結果もドスペルの説明どおりになるはずだ。先代の業績を後世に伝え、不死性を謳歌する人間が、この先、子孫を持てなくなれば、舞台の中央からひきさがることになる。
 エルフがその位置を占められるかどうかはわからない。
(それは事実でないけれど、事実がそうならどうかしら)


なんでこんな話になったのかは、第3巻を読んでもらうとして、なかなか考えさせられ場面じゃないでしょうか。
人間というのは、まあ、わがままでけったいな種族なのですね。
しかし、すでにエルフもドワーフも、人間との交流なくしてこの先の世の中は成り立たないことを知っている……。
難しい問題であります。

などと、しんみりしてる場合じゃないくらい、第3巻にはど迫力の戦闘シーンも盛りだくさん。
伝説と伝説が交差する死闘が、くりひろげられます。

どうぞお楽しみに!
翼にふりそそぐ陽光のごとき正義よ!