Road to BERLIN MARATHON 2024
あああ
ここ最近、クラシック音楽をかなり聴いています(ランニング時、就寝前、作業時、読書時…)
この歳にして、ようやくクラシック音楽の良さ、奥深さに気付きつつあります
"にわか” ともいえますが…
ドイツはバッハ、ベートーベンといった偉大な音楽家を生み出したクラシック音楽大国です
折角、ドイツを訪問するので、かの有名なベルリン・フィルハーモニーをはじめ、色々と調べて、学び、準備して味わいたいもの
知ったこと、感じていることなどを徒然につづりました
(参考文献・動画)
●中野雄(2011)「指揮者の役割」新潮選書
この方は、大学卒業後に銀行に入ったものの、クラシック音楽好きが高じてか、ケンウッドのCEOまで上り詰めた"筋金入り"の人です
●車田和寿さんの動画
●その他多数
(1)名門オーケストラと名門サッカークラブのイメージ
何か通じるものが… ベルリンフィル・ウィーンフィル ⇔ レアル・バルサみたいな
(2)何が凄いのか(その違いは?指揮者の役割は?)
分かる人には分かるものの… 音?技量?哲学?
(3)ベルリンマラソンでの個人的な野望~レース終盤は "第九" とともに
2024年は第九のメモリアルイヤー、ベルリンマラソン終盤 38km過ぎは "第九" とともに
名門オーケストラと名門サッカークラブのイメージ
全く個人的な見方ですが
名門オーケストラとサッカークラブは何か相通じる印象があります
たとえるなら
ベルリンフィル・ウィーンフィル…
⇔ レアルマドリード・バルセロナ…
両者に共通するものとして
①ヨーロッパが本場で、文化として伝統が根付いている
②欧州各都市に存在し、都市の規模(経済力?)と力量が比例か
③世界中から選ばれし、一騎当千のプレイヤーでチームを形成
(英才教育 と ピラミッド的な競争原理)
④サッカーの監督 と オーケストラの指揮者 の存在感が似ている
などなど
①②は言わずもがな
③世界中から選ばれし、一騎当千のプレイヤーでチームを形成について
レアルやバルサなどは、いわゆるカンテラ(下部組織)から選りすぐりの選手がトップチームに出てくるじゃないですか
出典:バルサアカデミーHPより
察するに、ドイツやオーストリアなどでも同じように幼い頃から音楽の英才教育を受け、かつ才能にあふれたプレイヤーがようやくオーケストラの門をたたき、さらに世界から来る異能のプレイヤーとも渡り合う…
熾烈な競争の上に、名声が成り立っているのかと
(参考文献より抜粋)
ホールの形状に起因する低音域の不足に対しては、チェロとコントラバスのセクションに優勝な楽器を持った超弩級の奏者を揃えるという、並みの常任指揮者には望んでもまず実現不可能な解決策を、カラヤンはありとあらゆる手段を駆使して実現させてしまう
~中略~
(さる日本人奏者のコメントとして)「あのオーケストラのコントラバス・セクションというのは、まったく別世界の集団です。常識では考えられないくらいの凄腕。そして、誇り」(中野雄(2011)「指揮者の役割」新潮選書、p.102より抜粋)
④サッカーの監督 と オーケストラの指揮者 の存在感が似ているについて
多種多様な個性を持ち、(おそらく)プライドもあるであろうプレイヤーを統率する監督の責務は並大抵のことではないはず
特にサッカーは、いかに優秀な選手を揃えても、勝てるとは限らないじゃないですか
・ジョゼ・モウリーニョ
・ラファエル・ベニテス
フィールドの脇でスーツ姿でアクションを繰り出す監督の姿は、指揮者がタクトを振る姿に重なります
・指揮者といえば、やはりヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-89)
何が凄いのか(その違いは?)
図書館からクラシック音楽のCDを多数借りてきて聴いているのですが…
私の耳では、その凄さや違いを聞き分けることは難しいです
ベートーベンの交響曲をとっても、ベルリンフィルやら、ウィーンフィルやら、様々な演奏があり…
さらには、ベルリンフィルでも、カラヤン時代、クラウディオ・アバド時代、サイモン・ラトル時代…(カラヤン時代も様々な版があり)
何度も何度も聴き込むうちに、違いが分かってくるのでしょうか
まずは細かいことは気にせず、森の中をベルリンフィルの音とともに走る
いわば、ベルリンフィルを引き連れてランニングをする…心持ちでクラシック音楽と走ることを楽しみます
緑の中、クラシック音楽を聴きながら走ると、ストレスが軽減されて、崇高な気持ちになれるような…気がする今日この頃
* * *
前述の参考文献による、ベルリンフィルのわかりやすい凄さの一例
●ホールの形状が葡萄畑型(Vineyard Style)なのでチェロやコントラバスの低音がシューボックス型のホールに比べて伝わりにくい(並みのオーケストラが演奏すると、低音部が届かない)
(参考文献より抜粋:一部再掲)
「ベルリン・フィルがベートーヴェンやブラームスをやると、あのホールでも音像がピラミッド型になって、ずしりという重量感をもって立ち上がる。カラヤンの音楽監督時代は特にそうだったね。
~中略~
ホールの形状に起因する低音域の不足に対しては、チェロとコントラバスのセクションに優勝な楽器を持った超弩級の奏者を揃えるという、並みの常任指揮者には望んでもまず実現不可能な解決策を、カラヤンはありとあらゆる手段を駆使して実現させてしまう
ベルリンマラソンでの個人的な野望~レース終盤は "第九" とともに
レース中に音楽を聴くのはご法度な面がありますが…
殊にベルリンマラソンでは、終盤に ベートーヴェン交響曲 第九番(通称「第九」) 第四楽章とともにゴールを迎えたいと思います
●目論見
第九の第四楽章はおおよそ16~18分
自分のペースでは、38km過ぎからの残り4kmほど
●たまたまの偶然
今年は、第九の初演(1824年5月)からちょうど200年のメモリアルイヤー
また、日本における公式初演(1924年11月、東京音楽学校により)から100年でもあります
38km過ぎ…おそらくかつてベルリンの壁が通っていた箇所(ポツダム広場)のはず
・ポツダム広場とマラソンコース。黄色の線が、かつてのベルリンの壁。広場に壁の一部が残る
●第九の歌詞
いままであまり第九の歌詞を見たことも調べたこともなかったですが…
心にとても染み入る、素晴らしい詩ですね(いまさらですが)
テーマが「歓喜」ということで、特に、年の締めくくりに歌われるのでしょう
マラソンのゴールがより素晴らしいものになるはず
歌詞出典は、すべて上記youtube動画より(以下同)
そして、前項のかつてベルリンの壁が通っていた箇所を、東側から西側に超えて、さらに西側から東側に超えて、ブランデンブルグ門をくぐり、フィニッシュを迎える…ドラマティックな展開になりそうで、今からワクワクします
歌詞も、ベルリンの東西断裂を暗示していたかのよう
ベルリンマラソン、とても楽しみになってきました
***(英語学習の一環で簡単な英作文をするようにしています。違和感などがあれば、ご指摘いただけると助かります)***
My schedules for the Berlin Matarhon will correspond and will enjoy to the short trip to Leipzig and Dresden.
There is a chamber music festival going on from September 14-22, 2024 in a variety of music related venues in Leipzig.
Up to now, the theme of this trip is the ex-East Germany cities and the classical music.