【昔話・その11】今週末は「リレマラ!!足柄男塾」@大井東京~少年ジャンプ「魁!!男塾」の思い出 | Ka_Naのブログ

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40歳から再び走り始めて10年目を迎えました。ワールド・マラソン・メジャー制覇(Six Star Finisher:東京・ボストン・NY・シカゴ・ベルリン・ロンドン)を目指しています。(現在★★★★(2017/2019/2021東京・2018ボストン・2022NY・2023シカゴ))

風呂の中でマンガを読んでいる者です。
長男がそれを真似しており、脱衣所の一角にマンガコーナーができています。


さて
今年は少年ジャンプ50周年。
先日もNHK BSで特集されていました。

BS1スペシャル「ボクらと少年ジャンプの50年」2018年7月8日放送
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=15107

また、ユニクロでも
「創刊50周年を記念したUTコレクション「週刊少年ジャンプ」が登場!」
とTシャツが販売されています。

http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/ut/jump50th/

そこで、リアルタイムに漫画「魁!!男塾」(宮下あきら作)を読んでいた世代として、「魁!!男塾」など当時の少年ジャンプにかかる昔話を綴りたいと思います。
なお、1973年生まれの自分は小学校4年生辺りから大学卒業あたりまで、そこそこ目を通していました(読んでいないマンガも多かったです)。
やはりこの時代の少年ジャンプが一番面白かったなぁなどと感じています。

***

章立ては以下のとおりです。
書き出すとまとまらないので、要点を3つにまとめます。

(1)学ランマンガ:昔は学ランマンガが多かった
(2)バトル:独特の世界観~よくよく考えると「?」だが当時は勢いがあった~
(3)掲げるテーマ「友情・努力・勝利」は今も



(1)学ランマンガ:昔は学ランマンガが多かった

昔は、登場人物が学ランを着用していたマンガが多かったです。
最近は学校の制服も学ランから 小洒落たブレザー、私服などに変わっているようですが、学ランは「男臭さ」「質実剛健」(「激沈上等」?)を感じさせます。

少年ジャンプの学ランマンガのルーツは、本宮氏の「男一匹ガキ大将」(や「硬派銀次郎」)などにありますが、連載当初の「魁!!男塾」は、どおくまんの「嗚呼!!花の応援団」的なテイストが強かった気がします。

・「嗚呼!!花の応援団」。まだ持っている。


第1話の町中を一直線に行進するエピソードなど、「嗚呼!!花の応援団」と同じようなネタが描かれたりして、今だったら「盗作だ」「パクリだ」と何かとうるさいので考えにくいですね。

・宮下あきら「魁!!男塾」第1巻 第1話「地獄へ直進行」より抜粋



また、「風魔の小次郎」「ブラック・エンジェルズ」など、登場人物に何かと難しい漢字を使ったマンガも多く(※)、その最たるものが「魁!!男塾」でした。
奇妙な解説とともに、子供心ながら薄っすら「本当かな」と思わせるような記載もあり、いい時代でした。

(※)しきりに「鵬(ほう)」という字が使用されていた気がします。多くは当て字で、「羅刹」とか古事を捩ったものありました。

正直な所、この「魁!!男塾」=「北斗の拳+昔ながらの学ランマンガ」的な見方をしており、優先度は低かったです。


(2)バトル:独特の世界観~よくよく考えると「?」だが当時は勢いがあった~

冒頭に紹介した番組でも触れていたとおり、当時少年サンデーを中心に「ラブコメ・ブーム」が沸き上がり、「タッチ」「うる星やつら」などが隆盛をきわめていました。
ライバルの少年ジャンプは「ラブコメ・ブーム」に対して「闘い=バトル」で対抗していました。個人的にはジャンプ支持だったものの、内心ラブコメも気になっており、サンデーにも目を通していました。

少年ジャンプは、色々な形・表現で「闘い=バトル」が描かれていました。
基本的には、ジャンプのテーマである「友情・努力・勝利」に則って、主人公が勝利をおさめますが、今にしてみると以下の点が画期的で「時代だったなぁ」と思います。

①脇役の戦いも熱い
②フリーダムな表現と展開~冷静に考えると「?」だが、勢いがすごい~


①について
今では、脇役のサイドストーリーやスピンオフも当たり前のように描かれています。
個人的な記憶では、「リングにかけろ」などバトルものが多く描かれた少年ジャンプあたりから主人公以外の脇役の戦いも熱く描かれ始めたように感じていますが、あまり明確ではないです。

・北斗の拳の「ラオウ vs ジュウザ」・・・
・キン肉マンの「バッファローマン vs ウォーズマン」・・・
・キャプテン翼の「明和 vs ふらの」・・・
・・・

いずれもストーリーの本筋からすると、主人公との決戦を盛り立てる前座(的な)バトルで勝敗は明らかです。
それでも当て馬(的なもの)が何か抗ってみせる姿に子供心に胸が打たれました。


②について
色々と科学的に解明されていない物事も多く、夢のある時代だったかもしれません。
マンガ表現も現実世界に照らすと多少おかしくても「勢いでどうにかなる」といった具合だった気がします。

・北斗の拳の「経絡秘孔」や「後から出てくる謎設定(兄弟だった・子がいた)」・・・
・キン肉マンの「ウォーズマン理論」や「物理法則を超越したロビンスペシャル」・・・
・キャプテン翼の「スカイラブハリケーン」「三角蹴り」・・・

これも、いい時代でした。
今だったら「ありえねぇよ」などとクールに流されそうです。

「魁!!男塾」は、子供心ながら"意図的に突き抜けた設定をしている"と何となく感じていました。
一度死んだと思われた登場人物が「お、お前はーっ!」と大事な場面で(実は死んでなく)復活するなど、何でもありで、面白かったです。

・死亡宣告を受けるも・・・



(3)掲げるテーマ「友情・努力・勝利」は今も

「魁!!男塾」では、死闘を尽くして戦った敵も、次の戦いでは味方になって一緒に新たな敵と戦うというプロットがしばしば使われていました。

少年ジャンプが掲げるテーマ「友情・努力・勝利」は何か普遍的なもので、日本人の高い倫理観を育むことに寄与している気がします。

また、箱根駅伝の衰えない人気、オリンピックのリレーや団体競技の強さの背景には、「友情・努力・勝利」があるのではないかと感じます。(個人の意見です)


***


というわけで、明日日曜日は大井東京リレーマラソン。
多数のブロガーが参加すると伺っています。
参加される皆さま、暑さ~熱中症に注意して、無理せず大いに楽しみましょう。


足柄男塾のリーダーおせんべさんによるチーム紹介
リレマラ2018男祭(・∀・)

またもや、私のことを"あげて"紹介いただいておりますが・・・実態は「?」です
ちなみに英語は違和感(自分でも感じる)・間違えだらけです。



***英語学習のため、簡単な英作文の練習をするようにしています(違和感などがあれば、ご指摘をいただけると大変助かります)***

When I was a boy, I often read manga, comic books in my spare time.
Qualities of manga at that time were not sophisticated but much more exciting.

I learned a lot of things from manga.
When it comes to study for entrance examinations, I knew visualized stories from manga about history.
So, I usually got a high score on Japanese history and world history.