不妊治療あるある・・・だけど恥ずかしくて言えない~シリーズ その1 「便秘・・・!」 | 卵子提供・着床前診断コーディネーター実績28年 サンフランシスコIFC 川田ゆかりの『卵子提供エキスパート妊活教室』ブログ

卵子提供・着床前診断コーディネーター実績28年 サンフランシスコIFC 川田ゆかりの『卵子提供エキスパート妊活教室』ブログ

「赤ちゃんがほしい!」
その夢を現実にすることが私達の唯一の目標です。
サンフランシスコの親日派名門IVFクリニックと提携、
米国の卵子提供を知り尽くしたIFCが
あなたが赤ちゃんを授かるために、今、何ができるのか
身体と心に優しい最先端妊活情報をお届けします。

さて、今日からの話題は、

「不妊治療あるある」シリーズです!

 

その1回目は、何と・・・便秘のお話。

不妊治療中に、便秘が辛い、と感じている女性は、

とっても多いのです。

 

自己卵子による体外受精治療を受けている方も、

卵子提供プログラムに進んだ方も、

凍結胚を移植する前後は特に、

便秘に悩まされて、辛い思いをしている方が

本当に多いのです。

 

胚移植前後は、本当に、パーフェクトな状態で

過ごしたいと思っているのに、

何故、今、便秘?と悔しい思いをしていませんか?

 

だって、おトイレへ行って

いきんだりすると、もしかして、

せっかく移植した大切なたまごちゃんが出てきてしまうんじゃないか、

とか、

流産してしまうんじゃないか、とか、

いくらそんなことはありませんよ、と

看護師さんから言われても、

どうしても心配になってしまう・・・というのが

不妊治療中だからこその女性の思い。

 

現実には便秘でいきんだからといって、

たまごちゃんが出てきたり、流産になったりはしなないけれど、

でも、こんな大切なときに、そんな心配な気持ちになるのは

絶対嫌だし、

そもそもお腹が張って、辛いですよね。

 

果たしてこんな不快なことの

犯人は誰だ?

というと、実は、『黄体ホルモン』なのです。

 

妊娠成立とその維持のために

必要不可欠な黄体ホルモンなので、

この犯人そのものをどうにかすることは

残念ながらできません。

 

そういうわけで、

便秘の辛さを少しでも和らげる、

ということをしてみましょう。

 

前回の記事で書いた、

レモンウォーターも含め、

水分を充分に摂る、というのは、

もちろん基本。

 

一般的な便秘を防ぐ食生活の見直しも、もちろん基本。

 

でも、黄体ホルモンを継続しているときの

便秘は、そういう基本的なことだけでは

どうにもならないほど、

なかなかやっかいなことになることも多いので、

マイルドなお薬に頼ることも一案です。

 

もちろん、妊娠しようとしているわけですから

強いお薬は厳禁。

妊婦さんにも安全な便秘薬について、

恥ずかしがらずに、必ず、医師と相談しましょう。

 

(まだ妊娠が成立していなくても、

必ず、「妊婦さんにも安全な薬がほしい」ということを

医師や薬剤師さんに必ず伝えてくださいね。)

 

私たちIFCのサンフランシスコの提携クリニックでは、

COLACEという名前の、とてもマイルドな便秘薬を

お奨めしています。これは妊婦さんにも安全で、

市内のドラッグストアのどこでも購入できるので、

少し多めに購入されて日本へ帰国される方も多いのです。

 

日本でも、妊婦さんに安全、といわれている

良いマイルドな便秘薬、見つかるといいですね!

 

(写真はイメージです)