気になる和柄ーその3 | 日本のくらしをふろしきで伝える わたしの生き方 粋になる 日本テキスタイルプロジェクト〜TSUTSUMU~

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こんばんは!水曜日担当の日本テキスタイルプロジェクト、
プロデューサー・講師のいいのです

「暑いですね~」はもう言い飽きましたね

「心頭滅却すれば・・・」滅却なんてできませんってえーん

 

って事で、エアコンの効いた部屋で涼しい和柄がないかと

調べてみました

 

さて、これはなんでしょう?

 

私は、刀の鍔・・・かと思いましたが

これは「雪輪」だそうで、雪の結晶を図案化したもの

顕微鏡などなかった平安時代から雪は六花といわれ6角形だと

わかっていたんですね

冬の模様のようで「夏に涼を演出する」ということで通年使える柄です

そして、雪解け水は生命の源、吉祥柄でもあります

 

面白いのは、この様に他の柄のフレームのような使いかたをすること

晴れ着の柄にもよくありますね

そして、家紋にもあります

 

雪の結晶を知っている現代の私たちには

この形から「雪」は連想しにくいですが

エアコンなどの無い時代、こういう柄を使って

「涼」を演出していたのでしょうか

 

危険と言われる暑さの続くこの夏、

どうかみなさまお元気でお過ごしください