こんばんは!水曜日担当の日本テキスタイルプロジェクト、
プロデューサー・講師のいいのです
「暑いですね~」はもう言い飽きましたね
「心頭滅却すれば・・・」滅却なんてできませんって
って事で、エアコンの効いた部屋で涼しい和柄がないかと
調べてみました
さて、これはなんでしょう?
私は、刀の鍔・・・かと思いましたが
これは「雪輪」だそうで、雪の結晶を図案化したもの
顕微鏡などなかった平安時代から雪は六花といわれ6角形だと
わかっていたんですね
冬の模様のようで「夏に涼を演出する」ということで通年使える柄です
そして、雪解け水は生命の源、吉祥柄でもあります
面白いのは、この様に他の柄のフレームのような使いかたをすること
晴れ着の柄にもよくありますね
そして、家紋にもあります
雪の結晶を知っている現代の私たちには
この形から「雪」は連想しにくいですが
エアコンなどの無い時代、こういう柄を使って
「涼」を演出していたのでしょうか
危険と言われる暑さの続くこの夏、
どうかみなさまお元気でお過ごしください