こちら側の都合で営業してませんか? | 日本のくらしをふろしきで伝える わたしの生き方 粋になる 日本テキスタイルプロジェクト〜TSUTSUMU~

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みなさま、ごきげんよう。

理事を務めています、アローズリーガル の奥村です。

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こっちの都合で営業していませんか?


かつて参加した、経営コンサルタントが主宰する

士業のための経営勉強会でのひとコマです。



ある参加者が、

「私たち士業は、売り込むことに抵抗感があります。

相手に嫌そうな顔をされると、後ろめたい気がして……」

と、発言しました。


これに対して、主宰するコンサルタントは、

「良いサービスなんだったら、相手に知らせないことは、

相手に損害を与えるのと同じことです」

と、営業活動を励ましていました。



さて皆さん、このやり取りどう思われますか?

営業部の上司と部下の会話でもありそうな感じですね。



たしかに、コンサルタントの理屈にも一理あると思います。

というか上手い言い方でしょう。



ただ、そのとき私は違和感を感じました。

お客さまがどこかに置き去りにされている気がしたのです。



「良いサービスだから営業しなければ……」は

売り手側の勝手な都合です。


お客さまからすれば、土足で自分の領域に踏み込まれて

うれしいわけはありません。

忙しいときにかかってくる営業電話しかり、

タイミングだってあります。

どんなに耳寄りな話でも、

デートに遅れそうなときに時間を取られたら腹が立つはずです。



サービスを利用していただくのはお客さまです。

そのお客さまの気持ちを大切にしなければなりませんね。



ちなみに、自分だったらそのときどのように答えたでしょうか?


「お客さまが喜ぶようなかたちで、

サービスのことを知ってもらえる方法を考えてください」

とでも言うのかな……。






【関連サイト】 

アローズリーガルの経営法務  

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