手術を受けると決めたら、あとはあっという間に進んでいきました。

全身麻酔をして手術を受けるのは初めての体験でしたが、怖さは相変わらず全くなく。。どこかのタイミングでドキドキするのかな、と呑気に思いながら、手術当日を迎えました。

結果、手術台に乗って、麻酔が入ってきても怖さはなく。目が覚めたらもう病室に戻っていました。


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術後の経過も良好で、一週間弱で退院。

心もカラダも受け入れ体制が整っていたからか、恐れや不安はなく、この3年は無駄じゃなかったなぁと。

心もカラダも軽やかになったなぁ、よかったよかった~と過ごしてました。





そして、このタイミングで

ターニングポイントを迎えていました💫







それから。

体への傷の影響や、シクシクとした痛みなどが退院後強く出てきて。。そう簡単に、はい元通り、とはいかないことを体感しました。

さらに、術後の検査結果はそれで終わりにはさせてくれませんでした。



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先生からは、一回目の手術では取り切れなかった可能性があるから、追加切除をするか、放射線治療をするか、どちらかを選んでください、というお話がありました。


発熱があるまではしこりも小さくなってましたが、発熱後はしこりがぐんと大きくなっており、手術の際も思ったより広がっていた、と言われていました。大きめに切除したよ、と言ってくれてましたが、さらに広がっていたようでした。


ただ、幸いなことにステージはゼロ、がん細胞も穏やかなタイプ、ということは三年前と変わりありませんでした。

そのため、追加切除をすれば放射線治療はしなくてよい、と言っていただけて、追加切除を選択し、二度目の手術を受けることにしました。


(このパターンは、私の場合、です。もし同じような状況になっても様々な選択肢があると思います。あくまでこんな例もあるよ、ということです。)


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今振り返ると、この展開は一度目の手術でわたしが気付けなかったことがあったからだったとおもってます。


一度目の手術をしての気づきは


『愛はわたしの中にあったんだ』


ということでした。


がんが消えるかもしれない、と向き合ってきたけれど、結局手術を受けることになった。

傍から見たら、決していい展開、いい状況とは思えないかもしれない。ドン底、と感じる人もいるかもしれない。

それでもわたしは、そん自分が好きだな〜と思えたのでした。やりきった自分を認め、よくやったなぁという気持ちすら湧き上がっていました。


外から受け取る愛や、誰かに与える愛にばかり目がいきがちだけれど、わたし自らでわたしを愛せるんだ、と。内側から湧き出る愛で、自分を愛せる、満たせる、ということに気づけたのでした。


そんなの簡単なこと、当たり前なことだという人もいるかもしれません。

けれど、私にとってはなかなか辿り着けない境地でした。なので、大きな喜びでしたし、心満たされていました。


でも、そこ止まりでした。


それではいわゆる脳内お花畑状態。。

まだまだ、もっと深く深く、大事なことがありますよ、ということだったのだとおもいます。



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https://ameblo.jp/ema-1024/entry-12832202837.html


『ありのままの自分を愛して


 そこから努力しなさい』




エマさんからのこのメッセージは、私の心の指針となっています。


愛のその先。
愛だけでなく、努力をするということの大切さ。
巷に溢れてるふわふわと甘いメッセージに踊らされることなく。真っ当に生き、さらにその奥へと進んでいけますように✨