毎度ありがとうございます。

家建九郎です。

 

今回からサンヨーホームズに対する批判を含む内容になっていくかと思います。

私はサンヨーホームズに多額のお金を払って商品やサービスを買った立場なので私個人が受けた行為、商品についての感想を述べ、批判する権利は十分あると思います。

 

念のため、初めましての方は

初めに

誹謗中傷、名誉棄損にならないために

を先にご覧いただき、本ブログの趣旨をご理解くださいますようお願いいたします。

 

さて、前回書いた通りサンヨーホームズと契約する1か月くらい前までは私の気持ちは建築設計事務所に傾いていました

そしてそのころから私の気持ちを察知したのかサンヨーホームズからの猛攻が始まります。

 

この時サンヨーホームズで建設した場合の総コストは4千万円を超えていたかと思いますが、アイデアを絞ったコストカットが続き、なんとか私が考える金額に落ち着いてきました。

 

でもね~サンヨーホームズの前身である三洋ホームズと交渉を始めたとき、我が家の予算は諸費用込で3千万円だったんですよ。

 

 

これがその時の商談メモです。

 

施主が頑張って予算を上げるとサンヨーホームズは予算ぎりぎりの提案をしてくる。

最後の方は頑張って予算内に収束したように見えますが、もしかするとそれもパフォーマンスだったのかも・・・

 

そもそも私は元々ハウスメーカーとの工事請負契約は仕様がすべて決まった後ですればよいと思っていました。

というか工事請負契約とはそういったものだと理解しており、なぜ仕様が完全に決まっていないにもかかわらずサンヨーホームズから契約を迫られるのか理解できませんでした

 

周囲の人にも色々聞いているとどうもハウスメーカーというものは工事請負契約を急ぐ傾向にあり、仕様が決まっていないのに工事請負契約を締結するなど当たり前のように行われているようです。

 

しかしこんなことが横行しているのであれば私は注文住宅業界が抱える「業界の闇」だと思います。

 

だって、一旦工事請負契約を締結するとよほどのことがない限り「契約解除」なんてできないじゃないですか。

 

最悪手付金を放棄したとしても、その気になればハウスメーカー側が契約の履行に着手したとして施主に対して損害を賠償するよう請求することも出来てしまいます。

 

でも仕様が決まらないのに工事請負契約を締結しなければならないのであれば、その後の打ち合わせで施主の思い通りの仕様にできなかったとしても(つまり契約の目的の一部を達成できなかったとしても)簡単に契約解除はできないことになってしまいます。

 

仮に思い通りにできない理由が「ハウスメーカーの商品設計上できない」という理由であっても恐らくそうなんでしょう?

 

 

これってとても恐ろしいことだと思うのですが私だけでしょうか?

 

そもそもこの時点で「口先」は私が最重要課題としていた「サンドバッグを安全に吊ることができる設計」について簡単な手描きの概略案をいくつか提示していただけで具体的な明示はされていなかったのです。

契約してからこの部分でトラブルになる可能性も十分にあったわけです。

(実際にこの部分については後日重大なトラブルに発展することになります)

 

設計士さんとの設計契約であればせいぜい数百万円の設計に関わる金額を契約するだけです。

しかも設計士はその気になればどのような設計でもできるわけですから、基本的に施主の希望を聞けない場合というのはそれが法的に問題あるとか安全上問題があるとかの場合だけかと思います。

 

しかしサンヨーホームズとするのは工事請負契約であって、何千万円もの契約です。

家の仕様が決まっていないにもかかわらずその何千万円もの契約をサンヨーホームズは迫ってくるわけです。

 

私が消費税増税前に駆け込みでの契約を拒否したのは以前お話した通りですが、「家の仕様が決まっていないのに工事請負契約を締結すると必ず失敗する」という考えを持っていた私にとってこの段階で契約するというのは非常に重大な決断です。

 

それに私は建築設計事務所はどんな要望にも柔軟に対応してくれるにもかかわらずサンヨーホームズはできないことが多いような気がしていました。

確かに建築設計事務所は木造の家を提案し、サンヨーホームズは鉄骨の家なので制限が多かったのかもしれません。

 

その中でサンヨーホームズの営業マン「口先」は今月中の契約を迫ってきました

「営業マンの成績の締めの関係で今月中に契約と言うのはやめてくれ」

と言ったのですが、

「自分の成果でなく会社として今月中に契約してほしい」

と懇願してきました。

 

詳細が決まっていない中、懇切丁寧にことを進める建築設計事務所を切ってサンヨーホームズにすることに妻は猛反対したのですが、私も業種は違うものの同じ営業の仕事をする者として「口先」の一生懸命さに情がわいてしまい、押し切られる感じで「今月中の契約」に向けて協力することになります。

 

今月中に契約するために「口先」はこれまで1週間以上かかっていた図面の手直しや契約書の詰め等もあっという間にこなし

「支店総出で頑張ってきた」などと言っていました。

この間私の希望をラインで送り、金額や図面の修正をしてもらうやり取りが延々と続き、終盤には夜10時過ぎまでラインのやり取りが続きました

「口先」も10時過ぎでも仕事をしていたのか、私のラインには即レスが続きました。「口先」がここまで一生懸命になっているのだから私もなんとか今月中の契約に向けて協力してやろうと思っていました。

 

実は私は「口先」が在籍する支店の支店長である「高井支店長」(仮名)とあることをきっかけに面識を持ってしまうことになります。

 

私は結局サンヨーホームズから高い買い物をさせられることになるのですが、私が「今月中の契約」に協力することになったのはこの高井支店長の存在も大きく、

この時点で上層部と面識があれば無茶はしないだろう

今月中に契約という無理を聞いてやったのだからきちんとやるだろう

などと自分に都合の良いようにと考えてしまいました。

 

ただ、サンヨーホームズとの契約に至った中で一番大きかったのは「口先」が言った

設計事務所にできてサンヨーホームズにできないことはない!!

という発言でした。

 

今となっては何の根拠もなくやけくそで言った言葉なのかも知れませんが、「口先」の攻勢で思考回路がマヒしてきた私には十分刺さる一言でした。

 

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