ベルギー盤の話です。
が、その前にまず、ここまで有名で、みんなが好きであろうアルバムについて語ろうと思ったことがありませんので、何なら私はこのアルバムについて割とそっけない態度をこれまで貫いて来たと言っても良いと思うのです。もちろん好きですけど、いわゆる”擦り切れるまで聴きました”的なことはしてこなかったし、本当に好きでどうしようもなく思っている人が世の中にいっぱいいるのを知ってますと、私なんかが参加する余地を感じないのです。
でも...それでも棚を見たら6枚持ってました。
意識して集めている人だと、きっともっとあるはずです。私のようにクールな距離間を保っていても、そのくらいは集まってしまう作品であるということで理解しています。(めんどくさいね、そういう言い訳する人ね...。)
ちなみに、持っているのは、
1.最初の裏ジャケが違うコーティングなしのUK盤(別売りのソングブックあり)、
2.通常のコーティングジャケのUK盤(裏にISLAND)、
3.この写真のベルギー盤、
4.国内東芝(帯なし)、
5.国内ビクター(帯なし)、
6.シュリンクの全面ステッカーを再現したUK再発盤...で6枚です。
そんな、少ししか持ってない中でなぜベルギー盤かというと、個人的にはBRIANが結成前にベルギーにいたからなんですけど、だけではなく、ベルギー盤は音が左右逆です。通常はギターが左にいますけど、ベルギー盤は右にいるんです。これ、左右のチャンネル逆になってます?という、クナのブル8みたいなやつ。これ、どのくらい知られているのだろう。
黒盤ではなくブルービニールなので、ということもあるでしょうが、音もなんだかペラいけど刺々しい感じで、これはこれで味があるんだけど、ジャケの色なんかはドロッと濃い色で、全然オリジナルを再現できてないんだ。ジャケの作りもチャチで何だこれ?って思うんだけど、ここまで個性があると無視できない。仮にこれだけしか持ってないのは絶対に間違ってると思うのですが、UKファーストプレスの次に欲しくなるのは、東芝帯付よりもベルギー盤という世の中になって欲しいなあ、と思っています。L.A.M.F.みたいに各国盤音がバラバラみたいなほどではないけれども、これも結構異同があって、これだけ有名なのに、まだまだ研究の余地がある。それって、楽しいじゃあないですか。そんな地獄への入り口を探している人のためにあるやつ。
ということで、結局、私は名前も呼ばずに愛を語ったのかもしれませんけど、そうなのかな。
