薄毛に悩んでいる、髪が最近細くなってきた・・そんな方に直接影響してるのは、毎日のシャンプーやリンスの成分かも??
私も、今までありとあらゆるものを使ってきました。
石鹸シャンプーはじめ、1本1万円以上するような頭皮用シャンプーや、美容室で薦められる自然派シャンプーなど。
大手メーカーの、女優さんの出演するCMで使われているシャンプーは、さすがにかゆみがものすごくひどくなるので、使っていないのですが、自然派と言われるものであっても、やはり合わないものはあります。
一番いいのは、サンプルをもらって、数日使ってみて、かゆみや頭皮の赤みなどが起らないこと。
シャンプーで毛が生えてくるわけではありませんが、毛が生えてくる環境作りにはものすごく影響するものです。
そして、絶対に避けたい成分は、
ラウリル硫酸ナトリウム ( 最近は、頭皮に悪い成分としてあまりにも有名になってしまい、「ドデシル硫酸ナトリウム」と表示されていることがありますが、同じものですのでご注意!)
ラウリル硫酸ナトリウムではなく、ラウリル硫酸アンモニウムなどと、塩の形を変えて、刺激を弱めている場合もあるため注意が必要です。
ラウレス硫酸ナトリウム ラウリル硫酸ナトリウムの刺激性を弱くした成分ですが、やはり避けたい成分です。
ラウリル硫酸ナトリウムは、炭素数12個の脂肪酸で、とても洗浄力が高く、飛行機のジェットエンジンの洗浄にも使われるような成分です。
炭素数が多くなると、分子量が多くなり、頭皮への刺激が少なくなると言われています。
ラウリル硫酸ナトリウムは、発泡剤や洗浄剤、乳化剤としての目的で、歯磨き粉やシャンプー、ファンデーションやひげそりクリームなどに含まれています。
皮脂を取り除く効果が非常に強く、必要以上に皮脂を取り除くため、皮膚の皮脂で作られる被膜がなくなり、頭皮は刺激を受けやすく、炎症の原因になります。
そして、リンスやトリートメントに含まれる ジメチコン
これは、保湿効果や手触りをよくするために含まれています。この成分自体は、化学的にとても安定性が高く、刺激性はありません。
ただし、付着しやすい性質を持ち、頭皮に蓄積しやすく、髪の再生に影響する可能性があります。
また、蓄積した髪は、パーマなどがかかりにくくなると言われています。
髪にはいいけれど、頭皮にはよくない成分が、ジメチコンです。シリコンオイル、シリコンとも呼ばれています。
使う時には、頭皮につかないように、毛先にだけ付ける必要がありますが、髪の毛が短い方には、トリートメント自体が必要ない可能性も高く、私も使わない方がいいと言われました。
ヨーロッパでは、ジメチコンの使用をしない方向で進んでいるようようです。
そして、成分ではないですが、製品としてはリンスとシャンプーが一体化されているものも、すすぎが不十分になりやすく、リンスの成分が頭皮にも残りやすくなるため避けた方が無難です。
皮膚科で薦められるシャンプーとして、「コラージュフルフル」「コラージュフルフルネクスト」という持田製薬さんから出ている製品があります。
この製品には、ミコナゾールという抗真菌作用のある薬剤と、ピロクトンオラミンとう抗酸化・殺菌作用のある成分が入っています。
ふけやかゆみには、べたべたして皮脂の分泌が過剰になっていて、「脂漏性皮膚炎」という脂が頭皮の炎症の原因になっている場合と、頭皮の皮脂が少ないまたは正常で、頭皮が敏感になっていてかゆみが起っている場合とがあります。
この製品を使うのに適しているのは、、「脂漏性皮膚炎」でかゆみやふけが起っている方です。
そうではなく、薄毛やかゆみ、ふけがある方では、効果がないばかりではなく、かなり強い殺菌成分と抗真菌成分が入っていて、頭皮の刺激がよりひどくなり、頭皮のトラブルが起ることもあります。
殺菌作用やふけかゆみを抑えるとうたっている場合には、頭皮の状態を相談してから、シャンプーを買う方がよいでしょう。
また、洗顔料やシャンプーは「弱酸性」のものを使うように勧められたと、患者さんからもよく聞くのですが、石鹸意外はほとんど「弱酸性」です。
弱酸性は、洗顔料やシャンプーを選ぶ目安にはなりません。