いつもより長く過ごせた彼との時間。


彼のお部屋でゆっくりまったり。


ソファに座る私の膝に

当たり前のように頭を乗せてくる彼。


私が彼の柔らかな髪や鍛えられた上腕二頭筋、

脇腹なんかをサワサワしていると


彼の大きな手が私の手を制止して

そっと包み込むように被せてくる。


あったかい。


静かなその空間そのものが

柔らかな空気に包まれて

私の心も解され満たされてゆく。


この時間を楽しみに

会えない時を頑張っているんだよ?と

彼が言った。


普段、愛情表現が控えめな彼の呟きには

真実味があり過ぎている。


良かった。

ちゃんと想われてた飛び出すハート



連絡頻度で気持ちは測れないとわかっていても

24時間以上、返信が途切れてくると

寂しくなる私。


会えないぶん、繋がりが大切で。


だから、行動報告を一言でも貰えたら

思い出してくれた♡と、それだけで

心がバラ色になる。


これほど単純な私の扱いなんて

超初級レベルだと思うのに

不器用でシングルタスクな彼には難しい。


そんな彼からの温もりと

あ、そういえば…的な軽いノリで

ふと伝えてくるシンプルな気持ちが聞けたなら

それまでの全てがチャラになる。


一気に湧き出てくる、安心と安らぎ。

なんなの、ズルい。


彼に踊らされてるのかな、と思ってしまうのは

私自身にブレがあるからなのもわかってる。


彼は"心も絆もずっと繋り続けている"

前提でいる。揺るぎなく。


私に足りないのは、そのあり方。

彼への信頼。



私の膝から頭を起こした彼は

ソファに深く座り直す。


今度はそっと、私の太ももに優しく手を置いた。


彼は、体温も心もいつだって温かい。

この人は私から離れることなんてないな。


また、そう思えた。