昨日から、22歳の「若い衆」が現場入りしてくれました。
現場に20代がいるのは「自然な」風景に感じられます(笑)
たった一人で知らないおじさんたちの間に来てくれた藤永くんを尊敬します。
昨日は、かつお大工も来てくれて、「長野で地震が起きたそうで!ここも土壁落としたき。危ないき」と言いながら、一人、小屋裏に潜って仮筋交いを獲る段取りをしてくれました。
その後、おそらく元々は欄間が入っていたところを外して骨董商とかに持ち込んだであろう鴨居上のガラス板を、家起こしすると割れるだろうゆえ、松嶋さんと取り外しました。
この大きなタンパックルは先代が45年前に、大きな製材所倉庫の曳家をする際に、H網不足を補うために大量に購入したものです。
甲浦八幡宮の家起こしで使って以来ですが・・こうして今も活躍してくれいることを親父に伝えたら喜ぶだろうなぁ。と想いながら使ってます。
一方、弟子の飯田くんは、これまた「現場をやりたいんですよね」と仕事の合間を見つけては来てくださる齋藤先生と、沈下修正の最終微調整をしています。
もちろん狭いところには、この人がいます!
新しい天端から、根切りした柱の下面との距離を測っています。
基礎が固まるのを待って、スペーサーを入れます。
不陸調整をしないまま「家起こし」をしようとする馬鹿がいますが、そんなことしたらホゾが飛びます。
きちんと水平になってから動かさなくてはなりません。
結局、昨日は6名で作業しました。
大人数の現場は活気があって良いものです。
齋藤先生ありがとうございました!
木工部の部長は身内なんで、改めて御礼は言いません(笑)