住宅ローン(借金)のリスクを解消する方法とは? | 酒井設計ブログ

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酒井利美
建築設計、確認申請、検査
民泊セカンドハウス

こんにちは、酒井です。

今回は住宅ローンの話です。


■住宅ローン(借金)のリスクを解消する方法とは?

結論 → できるだけ住宅ローン(借金)を減らすこと

私自信も子育て中のパパなので、もしかするとこのブログを読まれている方も、子育て世代のお父さんやお母さんが多いかもしれませんね。子育て毎日ご苦労さまです!!

私は高校2年生の娘と中学3年の娘の二人です。

子供と話していると毎日、自分のことのように気づかされることばかりです。

お父さん、お母さんは、子供を安心した環境で育てたいと思われていることでしょう。

それを実現するためには、一戸建ての住宅やマンションなど、住環境の整備が必要ですよね。

問題になるのは住宅ローンです。

住宅ローンというのは、借金のことです。

現金一括で購入される方は、いますが少ないです。

子育て世代のお父さんやお母さんは、借金して住まいづくりをはじめられる方が、ほとんどだと思います。

そこで、「借金」というリスクがあるのですが、そのリスクを解消する方法を知っていれば対処することができるので怖くはありません。

そもそも、一番最初に住宅ローンの相談を銀行でしてはいけません。

銀行にとっては、住宅ローンの相談に来る方は多額の利子を払ってもらえるお客さんだからです。

それに、銀行の担当さんにはノルマもあることでしょう。

借りる人にとって有利な住宅ローンの説明をしてくれるのではなくて、銀行にとって一番メリットのある商品から説明してくれることでしょう。

それに、収入や資産の情報を伝えることになるので個人情報がバレバレです。

収入がわかったわかっただけで、住宅ローンの金額が分かってしまいます。

およそ、借りられる額は年収の4倍程度です。月々の返済額が給料の20%程度です。

銀行に行くのではなくて、少し落ち着いてネットで調べたり本を読んだり勉強してみることです。

それとハウスメーカーの営業に話しては絶対ダメです。たくさん営業されてしまいますよ(笑)

まずは住宅ローンについて最低限のことについて知っておくことです。

ポイントは、できるだけ住宅ローン(借金)を少なくすることです。

収入が多くて、借りられる額が多い人もいると思いますが、できるだけ借りない方がいいです。

借金の額を下げて返済期間を短くしましょう。」

返済期間が短いほうが金利も少なくてすみます。

毎月安心して返せる金額でないといけませんが、ちょっと頑張ってしまう金額はダメです。

できるだけ金利が低くて、期間を短くします。

ロバートキヨサキさんの本「金持ち父さん貧乏父さん」にも出て来ますが、住まいは、住宅ローンが終わるまでは「負債」です。

完済してしまえば、資産になって完全に自分のものになります。

返済期間をマックスの35年にするよりも、返済期間を少し短くすることを考えてみましょう。

たとえば、20年とか25年、30年にするなど、いろいろシュミレーションしてみるのです。

ネット上には無料で住宅ローンシュミレーションソフトがあるのでやってみてください。

融資手数料や保証料などは、とりあえず考えないで、あくまで、どのぐらいの金額になるかをざっくりチェックしてみてください。


総額と期間、金利を入力して、項目の中に融資手数料、保証料がある場合はゼロとして「計算する」をクリックします。

たとえば、
借入額 2500万
金利タイプは固定で金利 2.0%
返済方法は元利均等
返済期間 35年

と入力して計算結果が出てきます。
月々の返済額は、82815円です。

この金額は多いのでしょうか? 少ないのでしょうか?

あくまでシュミレーションなのですが、総額はいくらになるかというと、

3478万です。

2500万を35年借りると3478万になるのです。

およそ1000万円を利子として支払うことになるんですね。

小さい家が、もう1つ買えます。

銀行やハウスメーカーでは、月々の返済額は教えてくれますが、総額については、はっきり教えてくれないことが多いです。

総額を見るとびっくりしてしまうかですね。

今のうちにビックリしておけば大丈夫です。あくまでそのためのシュミレーションなので安心してください。

では、今度は返済期間を短くしてやってみます。

借入額 2500万
金利タイプは固定で金利 2.0%
返済方法は元利均等
返済期間 30年

と入力して計算結果が出てきます。

月々の返済額は、92404円となりました。

支払い総額は、3326万円です。

35年の総額から30年の場合の総額を引いてみます。

すると、

3478万 ー 3326万 = 152万円 です。

わずか5年早めただけで150万円違います。

月々の返済額が若干増えるのですが、150万円も違うとしたらたいへんなことですね。

繰り上げ返済という道もありますが、できるだけ住宅ローンを組まないで、一戸建て住宅やマンションの購入をしたいですね。


今回は以前ブログで書いた記事のリライトです。