● 職人のタイプ(基礎屋)
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家の基礎をつくるスペシャリストです。
基礎屋を細かく分けると、土をならしたり、
掘ったりする職人と、鉄筋を組む職人、
それから、コンクリートをキレイに仕上げる左官職人がいます。
木造の住宅でも基礎は鉄筋コンクリートで造ります。
その大事な部分をつくるのが職人である基礎屋の
腕の見せどころ。
姉歯事件で鉄筋を少なく設計した耐震偽装問題がありましたが、
住宅の基礎も鉄筋を少なくしてはダメです。
ちゃんと基準以上の鉄筋が入ってないといけません。
見えなくなってしまう部分ですから
コンクリートを入れる前には
必ずチェックしておきたいところです。
そして、コンクリートのスペシャリストでもある
基礎屋は、仕上がりがキレイです。
ただコンクリートを流して固めたものと
腕のいい職人が仕上げたコンクリートは違います。
見た目がキレイです。
キレイな基礎はコンクリートの色も違います。
見た目がキレイということは、
ひび割れもなく長持ちします。
鉄筋とコンクリートの長所をうまくかけあわせたのが
鉄筋コンクリートですから、そのどちらも
長所がいかした基礎になるのが理想です。
構造にもよりますが、ほとんどの住宅ではベタ基礎が
採用されています。
ベタ基礎というのは、建物の下の部分全体を
コンクリートにする基礎です。
住宅の大事な基礎は、いい職人に任せたいですね。
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