● いい職人に、いい家を造ってもらう方法
こんにちは。建築家の酒井です。
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メルマガでは、何度も住宅に関係する職人を
ご紹介していますが、今回はいい職人に
いい家を造ってもらうための方法について話したいと思います。
なぜ職人のことを知る必要があるかというと、
いい家をつくるために、どんな人が造っているのかを
知っておいて欲しいからです。
プレハブ系のハウスメーカーのように
工場で造られたものを現場で組み立てるだけの家なら
知らなくても良いことです。
しかし、1つ1つが同じ建物がない、
完全にオリジナルの注文住宅で建てるなら
知っておいて欲しい情報です。
家は、人が造っているということです。
たとえば、自動車のように洗練された
工業製品ではありません。
家という建築物を、知恵を出し合って造ります。
ちゃんとした設計をすることはもちろん大事ですが
現場で造るのは職人です。
そして、家の設備や建材は、工業製品になっていますが、
家は、建てる場所が違うのですから1つ1つがオリジナルです。
建築主から家全体を任せてもらっている建築家が
さまざまな業種の職人と一緒に、いい家を目指します。
良好なチームワークがないと、現場でいい家は造れません。
ハウスメーカーでは、営業マンと話が出来れば大丈夫ですが、
注文住宅で建てるなら、職人のことを知っていると
より楽しく家を建てることができます。
さて、「職人」について、あなたはどんなイメージがありますか?
みんなが頑固なタイプでしょうか?・・・
職人は、どこにでもいる普通の人です(^_^)v
ただ、現場で仕事をしている人です。
しかし、いい職人がいる現場は、他の現場と違います。
職人みんながプロフェッショナルなので、
いい家をつくることに情熱があります。
とくに自分の仕事には自信を持ってます。
職人が、いい仕事をしようとするので、
ときには職人同士でぶつかり合うことがあるかもしれませんが、
いい家をつくるためのコミュニケーションの一種です。
現場の職人同士の人間関係を、
うまくまとめるのが建築家や現場監督の役目ですね。
建築主であるあなたは、建築家と話をしながら
現場が今どのような状況なのかについて、
話を聞いておくと良いでしょう。
職人が、いい仕事をすると、いい家になります。
建築主は、家づくりの中で「お父さん」の役目です。
家を造っている建築家や職人みんなが家族だとすると、
お父さんは、家族のみんなを大きな気持ちで見守ります。
職人にいい仕事ができる環境を整えることです。
このように注文住宅で建てる家づくりが、
楽しめるようになると、いい家になります。
もし職人さんと話をする機会があったら、
どんな仕事をしているか話を聞いてみて下さい。
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