職人のタイプ(大工・建具屋) | 酒井設計ブログ

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酒井利美
建築設計、確認申請、検査
民泊セカンドハウス

● 職人のタイプ(大工・建具屋)


こんにちは、酒井です。


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いい家をつくるには、いい職人とコミュニケーションを
取れるかどうかがカギになります。


仕事だからやってもらえるのは当たり前だ!と思っていると
いい家にはなりません。


感謝の気持ち、尊敬の気持ちがどこにもないのですから、
自分勝手な家づくりになってしまいます。


そうならないためにも、家づくりに関わる人とは、
良好な関係を持っていることが必要です。


とくに職人は、現場に行かない限り会わない人たちです。


職人と言っても、さまざまな職業があるので
ご紹介したいと思います。


・大工(だいく)


木でつくる家で、一番多くの時間をかけて
仕事をするのが大工です。


木を切ったりはめたり、ドアをはめたり、
サッシを取り付けたり、家づくりに関わる
細かなことを何でもします。


大工がいないと家はできません。


大工がいい職人かどうかで、
家づくりの80%は決まります。


私は尊敬する腕のいい大工さんとだけしか
一緒に仕事をしません。


職人の中でも大工は、
一番おさえておきたいところです。


大工の中でも一番のリーダーとなるのは、
棟梁(とうりょう)です。


親方(おやかた)とも呼ばれています。


親方と弟子の両方と話ができるといいですね。


・建具屋(たてぐや)


大工に近い木を使って仕事をする職人は建具屋です。


部屋と部屋との出入り口を既製品ではなく、
手作りで制作する場合には、専門の職人が登場します。


襖(ふすま)や障子(しょうじ)は、
建具屋じゃないとできませんね。


大工と何が違うのかというと、
使っている道具が違います。


大工は、家という大きなものを扱います。


建具屋は、家のなかで建具という
比較的小さな世界を扱います。


建具屋は、大工の親方か現場監督に呼ばれて来ます。


建具という世界で技術を表現しているので
わりと繊細な職人が多いようです。


また、木の特性に詳しいので
どんな木の種類を使っているのかを聞いてみると
おもしろいですね。


まだ、他にも職人の種類はあるので
次回にご紹介します。





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