すっかり寒くなってきました。
今日、紹介するのはトイレトレーニングについてです。
甘噛みと同様に、トイレの相談もパピーでは多いものです。
昔は外につないで飼っていたせいか、トイレトレーニングが苦手な方が多いように思います。
基本的には放っておいたら、犬はどこでもトイレなので寝床から離れた場所ならすべて成功となってしまいます。
逆に閉じ込めたままだとクレートの中で排泄してしまう犬がいますが、これは環境がいいとは言えません。
犬は本来は巣穴を汚したくないのが生得的だからです。
室内飼いをするときは、管理飼育という環境下で育てていきます。
トイレの時間を決めて、トイレ場所に誘導する。
そしてしてほしい場所で成功したら褒める(食べ物で報酬を与えた方が最初は良い)。
成功経験を積ませることで足の裏の感触と心地よいということ、その後報酬をもらえるということを覚えていきます。
私は1歳になるまでは、失敗させないように教えることを続けます。
3歳をクリアできたら余程、大丈夫だと思いますがそれまでは、失敗しない環境管理をしながら、徐々に自由環境に移行していきます。
イアンダンバー博士の子犬の飼う前に、飼った後にの2冊がおススメ参考本です。
これを読んで出来なければ、どれかを実行していない、ルール違反していると言えるくらい確実な本なので、犬を飼ったら、できたら飼う前にこの本2冊を用意してください。
知り合いで子犬を迎えようとしている方が見えたら、この本のこと、そしてパピー教室の参加の必要性を伝えてください。
私たちが教えて育てていかないといけません。
手抜きして、あとで後悔してももう手遅れです。
最初の1年を犬にしっかり教育投資して実践し、残りの数十年を楽しむか、最初をいい加減に可愛がって、残りの数十年をお互いに迷惑かけあって暮らすのか?それは飼い主次第です。
日本の犬にも教育が普及することを願い、これからもグッドボーイプロジェクトを推進、普及啓発していきたいと思います。
トイレマナーがいいと将来お出かけや宿泊した時に助かります。
手を抜かずに、子犬が家にきたらすぐに始めましょう。