久しぶりの投稿です。
私がずっと大切にしてきた共生学からのアプローチ。
中々トレーニング学とは少々異なる為に、あまり知られていませんが、私は飼い主さんがアプローチするのにすごくいい学問として、それを共育メソッドや相互理解、学習による相談解決をしてきました。
17年間、これで私は問題行動を直さずに解決するを実現してきました。
もちろん、咬むイヌを放っておいたわけではありません。
一方的に犬を悪いと決めて、イヌを直すというアプローチではなく、イヌにおかれている状況を把握し、年齢なども理解したうえで、譲り合うことで咬む必要がなくなるのです。
飼い主だってそうですが、今までの年月で出来上がった性格やこだわりを捨てるのは難しい。
犬が犬の行動を捨てるのが難しいように。
対等解決という今までの上下、主従を取り除いたアプローチは飼い主さんに非常に大きな学びをもたらし、これから学生たちにも伝えていきたい考え方というか、哲学でもある。
技術というより、知恵を活かす。
知らないし、自分の常識が相手にとって非常識で問題呼ばれしている。
これがカルチャークラッシュ(異文化衝突)で常に人間同士でも起きている。
相互で理解しあい、教え合うことで、共通の常識を築いていくだけ。
それが共生の基本だと思うのです。
しかし・・
現在は人間主体で治れば満足という身勝手な形思考(モノ化)が受け入れられやすくなっており、私は穏当の思いやり教育として共生学をベースにした共育法と相談解決を広めたいと思っています。
中立に立つ専門家で、双方の補助をしあって絆を築く。
とっても幸せな解決になる。
相手ばかり責めているあなたが問題。
何故そうしているのか?必ず理由があり、そこには辛さが隠れている。
そこにより槍で刺すかのように叱っても、解決にはならない。
寂しさが、買い物を増長させてしまっているのなら、寂しさに気付けなかった自分も反省し、補い、一緒に取り組めば、これも共生学的な解決となります。
この思いやりが欠けている・・特に痛みを知らない、失敗をしらない人ほど強い。
必ず人との心と、イヌへの心は共通している。
思いやる・・この1つの心を育てる共生学はすべてに繋がる。
真の思いやり教育は共生学だと私は強く想いずっと大切に、スタイルを維持してきました。
病気で苦しむ人の痛み、笑顔の裏の苦しみ、出来なくて自責する人の痛み、すべて裏を知らないと表は超冷酷で、理屈だらけになってしまう。
最近、温かいって感じることが少なくなっているように思う。
だから、犬達と共に温もり再生プロジェクトを開始したい。
わかちあえる共生へ。
