共生学はすべてに繋がる | 家庭犬共生共育トレーナー&共同生活問題カウンセラー田中利幸の気づきとぼやき

家庭犬共生共育トレーナー&共同生活問題カウンセラー田中利幸の気づきとぼやき

2021年11月でトレーナー&カウンセラー歴22年。
”イヌをなおさずして、問題を解決する”が私もモットーですが、そこに至るまでの様々なわんこ先生(犬達)と飼い主さんと歩んだ気づきのメッセージを楽しんで愛犬と共利共生を築いて頂けたら幸いです。

久しぶりの投稿です。


私がずっと大切にしてきた共生学からのアプローチ。

中々トレーニング学とは少々異なる為に、あまり知られていませんが、私は飼い主さんがアプローチするのにすごくいい学問として、それを共育メソッドや相互理解、学習による相談解決をしてきました。

17年間、これで私は問題行動を直さずに解決するを実現してきました。


もちろん、咬むイヌを放っておいたわけではありません。

一方的に犬を悪いと決めて、イヌを直すというアプローチではなく、イヌにおかれている状況を把握し、年齢なども理解したうえで、譲り合うことで咬む必要がなくなるのです。

飼い主だってそうですが、今までの年月で出来上がった性格やこだわりを捨てるのは難しい。

犬が犬の行動を捨てるのが難しいように。


対等解決という今までの上下、主従を取り除いたアプローチは飼い主さんに非常に大きな学びをもたらし、これから学生たちにも伝えていきたい考え方というか、哲学でもある。


技術というより、知恵を活かす。

知らないし、自分の常識が相手にとって非常識で問題呼ばれしている。

これがカルチャークラッシュ(異文化衝突)で常に人間同士でも起きている。


相互で理解しあい、教え合うことで、共通の常識を築いていくだけ。

それが共生の基本だと思うのです。


しかし・・


現在は人間主体で治れば満足という身勝手な形思考(モノ化)が受け入れられやすくなっており、私は穏当の思いやり教育として共生学をベースにした共育法と相談解決を広めたいと思っています。


中立に立つ専門家で、双方の補助をしあって絆を築く。

とっても幸せな解決になる。


相手ばかり責めているあなたが問題。

何故そうしているのか?必ず理由があり、そこには辛さが隠れている。

そこにより槍で刺すかのように叱っても、解決にはならない。

寂しさが、買い物を増長させてしまっているのなら、寂しさに気付けなかった自分も反省し、補い、一緒に取り組めば、これも共生学的な解決となります。


この思いやりが欠けている・・特に痛みを知らない、失敗をしらない人ほど強い。

必ず人との心と、イヌへの心は共通している。


思いやる・・この1つの心を育てる共生学はすべてに繋がる。


真の思いやり教育は共生学だと私は強く想いずっと大切に、スタイルを維持してきました。

病気で苦しむ人の痛み、笑顔の裏の苦しみ、出来なくて自責する人の痛み、すべて裏を知らないと表は超冷酷で、理屈だらけになってしまう。


最近、温かいって感じることが少なくなっているように思う。


だから、犬達と共に温もり再生プロジェクトを開始したい。


わかちあえる共生へ。


知りあう