最近、犬に関する番組がまた増えてきていますが、一向に成長していないのがメディア情報だと感じます。
影響力が高いからこそ、リスクの少ないことを伝えてもらいたいと願う日々ですが。
そんな番組に必ず出てくる「ダメ犬」!
この言葉にいつも違和感を感じるのは私だけでしょうか?
そこに出てきて、犬を直そうとする飼い主。
よく見れば誰もがわかるように、犬ではなく飼い主の問題行動が半端ない。
多くの人と犬の問題も、人側にあることをもっと意識して欲しいと思います。
結局は飼い主さんが指導受けて、その場は変わるから犬も変わる。
テレビに出るなら、ダメ犬ではなく、堂々と「ダメ飼い主」で出ればいいと思う。
恥ずかしいことではなく、むしろそうさせている周囲の責任もテレビに出ていることになるからです。
犬のみならず、猫を可愛そうという自然感情に任せて、結局飼えなくなったと放棄するのも可愛そうなことをしていることになるし、動物ではなく、私たち人間側の責任を意識して変えていかないといけないと思う。
表現に受け取る解釈の違いがあるものの、よく聞けば出演しているトレーナーさんが間違ったことを伝えているわけではないと思う。
現在の理論や生態学から若干古い話もでますが、飼い主さんが主導していかなければ、安全も確保できません。
犬の行動を飼い主さんが制御できずに振り回されている状況の危険度にまずは目を向けていただきたい。
緊急性を取り除いてからでも、現在の生態学や優しいトレーニング法を学んでも遅くないと思います。
ダメ犬なんていないと思うのです。
この表現で犬を直そうと、犬に責任転嫁する動機付けだけは変えて欲しいなぁと思います。
飼い主変われば、犬変わる・・。
犬の気質や性格を見極めて、育て方、教育方法を提案していき、共育する。
犬を直さずして、問題を解決する・・私はこのスタイルをこれからも大切にjしていきたいと思います。
犬は何もしらずにただイヌらしく、環境影響からできた行動をとっているだけ・・。
ダメなんかじゃない・・。
犬好きでない私がそう思う・・
