優しいけど○○、厳しいけど○○ | 家庭犬共生共育トレーナー&共同生活問題カウンセラー田中利幸の気づきとぼやき

家庭犬共生共育トレーナー&共同生活問題カウンセラー田中利幸の気づきとぼやき

2021年11月でトレーナー&カウンセラー歴22年。
”イヌをなおさずして、問題を解決する”が私もモットーですが、そこに至るまでの様々なわんこ先生(犬達)と飼い主さんと歩んだ気づきのメッセージを楽しんで愛犬と共利共生を築いて頂けたら幸いです。

すごしやすい季節になってきました。

昔は秋はなんか嫌いでしたが、最近は安心を感じるようになってきました。


私たちは色々を感じながら毎日を生活しています。

犬たちは、私たち以上に感性を研ぎ澄ませて、私たちの気持ちを感じて理解していると思います。

私たち人間はどうなのでしょうか?

私たちは言葉の意味を理解する言語だけで過ごしているのでしょうか?

実は、多くは五感で感じて心が動いていると思います。

それさえも気づかなくなっているのが、動物の気持ちを感じているのに感じていることがわからなくなってしまっている原因なのかもしれません。


私はいつも心の動きに意識を向けてみる時間をとります。

その時、なぜかわかりませんが、同じ言葉でも温かく感じる声と冷たく感じる声があります。

それは自分だけなのか?と思いきやイヌも無意識に飼い主さんの反応にも同じような反応が出ていることがあります。


すごく優しいけどぬくもりを感じない人、怖い、厳しいけどなぜか温かく感じる人もいます。

イヌは非言語コミュニケーションの優位が高いから感じやすいけど、声には不安、緊張、思いやる気持ち、頑張ってという気持ちが必ず届いていると思います。

いくら優しい言葉をかけても、心にそうした優しさの気持ちがなければ、それは温度のない、いのちのない言葉になると思います。


音って、私は生きていると思っています。

同じ音にも、冷たさや温かさがある。

それで心が動き、感動しながら元気や落ち込みなどがあるのでしょう。

音は心の言語だと私は思います。


その心の言語は体という楽器を通じて相手に気持ちを届けていると思います。


言語が大切なのではなく、心の音を感じることが心と心のコミュニケーションだと思います。


犬を通じて、言語にこだわるのをやめて心の声をキャッチする練習をしてみてください。

感じるって一番の理解になるし、理解してもらえると思います。


温かい心を送れる自分になれるように、感性を大切にしていきたいと思います。


清流
この川の水が温かい湯に見える人はいるでしょうか?

感性を戻すには自然の中に自分を置くと感性は戻ってきますね。

ナチュラルヒーリングはイヌにも心のリズムを取り戻すのにいいですよ。