避難訓練として・・教訓を忘れないように | 家庭犬共生共育トレーナー&共同生活問題カウンセラー田中利幸の気づきとぼやき

家庭犬共生共育トレーナー&共同生活問題カウンセラー田中利幸の気づきとぼやき

2021年11月でトレーナー&カウンセラー歴22年。
”イヌをなおさずして、問題を解決する”が私もモットーですが、そこに至るまでの様々なわんこ先生(犬達)と飼い主さんと歩んだ気づきのメッセージを楽しんで愛犬と共利共生を築いて頂けたら幸いです。

海

穏やかな海。

しかし、この海も時にはすべてのものを奪い去る脅威のチカラをもっている。


3.11・・人だけでなく、多くのペットたちも被災した。

その中で、この命をどう活かすのか?

やはり考えていかないといけないし、忘れてはならないと思います。


同伴避難と皆は望むところですが、それに向けて同伴避難できる愛犬の教育をされている方はどれくらいいるだろう?

私はナーバスになっている中で、しつけのされていないイヌたちと共にいることは第二の脅威になりかねないとも思う。

海と同じく、和ますこともできる存在でもありますが。

それを活かすも殺すも、私達人間側の責任だと感じます。


私はその為にも、今年はこの同伴避難の意識や皆さんに今一度意識を持ってもらうためにも、アクションを起こしたいと今、計画中です。

自分の住む地域、岐阜などの3か所で開催できればと今、計画中。


自分だけ、自分のイヌだけ助かればではなく、私は共によかったと言える社会でありたいと願っております。

そのためにも常に準備を怠らないこと、できることを精一杯やることだと思っています。


多くの人やイヌのいる中でのトレーニングは、こうした集団の場の中での対応を学べる大切な場でもあります。

これが地域単位で出来てくれば、より一層、愛犬たちも顔見知りとなりただ遊ぶのではなく、共に学んだ仲間になってこその、仲間となって安心度がまし、集合して共に行動をとる大切な避難訓練にもなると思います。


私は多くの方が家庭犬トレーナーの元で、適切な指導や飼育環境の指導を受けられ、皆と顔見知りになり、ペット防災班が地域単位でできたらと願っているのです。


これは、飼い主さんにもよかったと思ってもらいたいから・・そして地域の方から最近はイヌやネコを飼う方の責任ある行動が増えてきてすごいなぁと言われるような社会にしたいとねがっております。


皆さんの住む地域の家庭犬トレーナーさんと共に、こうした防災班と避難訓練を兼ねた、日頃の普通の訓練を受けて、イヌ達が特別な避難ではなく、普段の訓練の延長上になるようにしてあげたいと思います。

そんな時に、トレーニングがどれだけの犬達に安心を与えるか、また私達が与えられるか?が決まります。


一緒に始めましょう!

自分とペットと周囲を守る防災活動を!