皆さんは、お盆をいかがお過ごしでしょうか?
こうした行事を通じて、ご先祖様を敬い、思い出したりする。
非常に大切な習慣だと私は思います。
私も今回は自分の父方のお墓参りと妻の母方のお墓参りにいきました。
私は話せる祖父母はもういません。
妻の祖母とは話せるので、私にとって話を聞くのがすごく楽しいのです。
本には載っていない、昔話を語り部してくれる最大の知恵袋であり、大きな図書館でもあるのがおじいちゃん、おばあちゃんたちだと思うのです。
色々な話を過去にも聞けました、そんな話が私の中でも今も生きています。
ということは、祖父母の生きた知恵を活かせていることが、私は祖父母の生きたことを活かしていることだと想い、それを受け継いでいきたいと思います。
たわいのない話の中にも、その時代の背景やどんな生き方をしてきたのか、そうした知らない歴史を知ることは何よりもの財産であり、宝だと思います。
高齢者と厄介者扱いするような社会になっていますが、大先輩であるおじいちゃん、おばあちゃんがもった若き人に語れる、語り部役としてこれからも社会で活かしてほしいなぁと願っています。
古いとか、今時・・って思うかもしれませんが、そう思えたのはこうした先人である方達の努力と知恵のお陰で出来上がった現在。
それに感謝や還元するのが、私達の務めではないのでは?と思うのです。
豊かな社会を築いてくれた先人たちに感謝の気持ちで社会奉仕する。
高齢化社会と言われる中で、逆にこうした方達に還元して気持ちよく生きていくことを考えていくことが、私達のすべき考えなのではと思います。
亡くなった方達はもちろんですが、今生きている大切な祖父母を思いやり、そして色々と話しを聞くことの大切を忘れないでほしいなぁと思います。
正月など、皆が集まる時、後何回話が聴けるのか?数えてみると限られています。
何度聞いたっていい。
100回も聞けない話を、大切にこれからもここまで生きてきた知恵を一杯私達に語って頂きたいと心から願っております。
こうした時代だからこそ、もっと生きるばかりでなく、活かす、活きることのできる社会であって欲しいと思います。
今回も話が聴けて嬉しかったです。
ありがとう。おばあちゃん。
