この奥にはどんな生命があるのだろう?
目の前にある緑、木々こそが生命でもある。
私は自分は何に拘り、何を思って人とイヌとの共生を手助けしているのだろう?
何を目指しているのだろう?
根本を見つけたくて自分と語り合う。
そんな時に、自然の中に身をおいて自分に正直に答えを待つ。
私にとって生きる、しつけという育児も芸術なんだと思う。
生命というとても大きく神秘的な芸術と向き合っているのだろう。
だから、科学とか決まった方程式に縛られるのが大嫌いで、色んな形があってもいいと思う。
だからといって、基礎は我流ではいけないと思っている。
高校を卒業後、陶磁科学芸術専攻科に進学した。
この科学芸術を私は今もやっていると思う。
弟は陶芸という芸術科学を、私は心、命、生きるという芸術科学と向き合っている。
絵は下手だが、でも造形は得意だった。
そして人の行動という形を造ることも芸術であり、科学だと思って私は関心を持った。
だから仏教美術を眺めては、その造形が表す心探しをしてきた。
人生そのものは芸術と科学だと思っている。
だから、私は勉強だけでなった家庭犬トレーナーでも、カウンセラーではないから変なのかもしれない。
でも変が好きで、不変はつまらない。
音楽も私にとっては心の表現という音という心の言語という芸術だと思う。
父の血だと思う。
陶磁器デザイナーで、原型師という裏方から売れるものを造る父とは形は違っても、私のこの家族犬という分野は芸術と思っている。
一つとして同じ形はなく、その飼い主さんと愛犬の生きるという素晴らしい時間を造る御手伝いをする。
同じやり方でも、形は違う。
これからも芸術と科学として、私は様々な命や生きるをテーマに向き合っていきたい。
色々あって面白い。
純白を目指して、色々な色を人生に足している。
光は色々混ざれば最終的に白くなる。
だから、面白い。
そう生きたい!
