どう見ているのか? | 家庭犬共生共育トレーナー&共同生活問題カウンセラー田中利幸の気づきとぼやき

家庭犬共生共育トレーナー&共同生活問題カウンセラー田中利幸の気づきとぼやき

2021年11月でトレーナー&カウンセラー歴22年。
”イヌをなおさずして、問題を解決する”が私もモットーですが、そこに至るまでの様々なわんこ先生(犬達)と飼い主さんと歩んだ気づきのメッセージを楽しんで愛犬と共利共生を築いて頂けたら幸いです。

今日も暑い一日ですね。

東北などでは今度は豪雨の被害も出ているようで、本当に心配です。

災害もそうですが、私達の知ではわからない、予測できないことが多く存在します。

科学が万能か?私は万能ではないと思うし、この大きな叡智を人間の小さなものさしで計ることはできないと思っています。


イヌが苦手だった私がこの人とイヌとの共生に関わって14年目。

日々葛藤の中、ここまで来てその時その時を精一杯命を活かすために務めてはきました。

しかし、いつもそれが本当に必要なのか?正直わからずにそれを探し求めてがむしゃらにやってきた気がします。

だから、私はプロとして安心や満足した日は今までも一度もなく、日々力不足を感じています。

足らないからこそ、もっと自分が理解できる努力を、伝えられる努力を、そして学びと成長をしないといけないと感じます。

必死にやっていると不思議な体験を多くします。

それは自分ではない何かが後ろから押してくれていることを。

私では到底無理な状況を打開できた時、いつもそう導いたのは自分でないことを感じます。

だからこそ、”お陰”を忘れずに、常に守り導かれていることを感じ、信じて進んでいます。


見えないもののチカラ・・命と向きあう生きるという奇跡と向き合う仕事。

私はこうした何かに日々助けられてここまで歩んでいることを感じ感謝から一日を始めています。

大きな叡智からみたら、私が行っていることなんてどうでもいいことなのかもしれない。

どう見えているのか?どうあるべきなのか?

まだまだ自問自答は続きます。

私が頑張ったところで何かが変わるわけではない。

でも、足元を見れば1という大きな成長がある。


命がけで仕事してきたからこそ、感じること、観えるものがある。

この先も自分はわからない。でも必ず必要な道を歩んでいくのだと思う。

与えられた道を懸命に生きること、活かし合うことこそがこれからも続くと思います。

好きでもなく、特別やりたかったわけでもない、この家庭犬トレーナーという職に今は誇りを感じつつ、また葛藤や迷いも喜怒哀楽を繰り返しながら前に歩んでいます。


私にとって正しいとか間違いよりも、何が今必要なのか?を大切にこれからも取り組んでいき、後ろに続く若き後継者たちと共に開拓していきたいと思います。

どんな未来を目指そうかなぁ?これからもずっとずっと追い続けたいと思います。



ファミリードッグトレーナー田中利幸のつぶやき-杜