日本語って本当に面白い!
色んな光が混ざれば、最終的に白くなる。
色々あって面白い!
意味がわからない・・これも意は心で、味は味覚の味。
舌で感じる味と、心で感じる味がある。
心で感じる味が意味なのです。
イヌ達も辛いと甘いがはっきりしていたら、その教え方は「上手い」
それが飴の甘さと罰とか、嫌な刺激の辛い。もしくは苦い。
しかし、苦さも、甘さもあいまいなのは、味っ気なくて「まずい」
そのやり方は「まずい」のです。
私達指導という仕事をしてると「上手い」と「まずい」を扱う。
教育の上手い人は味付けがはっきりしているから、イヌは甘いケーキを求めて行動をするようになると、苦さを使うことはなくなる。
この苦さを得ないように教えるのが生きる知恵である、しつけだと思います。
苦さを与えるためではなく、苦さを得ないように味を教えないといけない。
苦いがかわいそうと教えないのは、苦さで苦しませることになる。
これは優しさではない。
また甘さばかりだと、甘さがわからなくなる。
そして、本来得てはいけない苦さが「上手い」と感じるようになると「問題行動」が生まれる。
バカにしているとか、なめているのではなく、「意味がわからない」だけなのです。
自分では美味しいものを与えていると思っても、苦さを教えてから甘さを知らないと「味」がわからない。
それが意味のわからない教育をしている親に原因があるのです。
味を教えることは非常に大切なこと。
あなたも味のある人になって、生きる知恵(命)を伝えられる飼い主さんになれたら、愛犬は意味がわかるから、あなたは誉めるだけでよくなる。
体罰を与えないといけないのは、苦さを教えていないから、痛みを教えるという手段を使わないといけなくなる。
甘さに飽きて苦みを求めるようになると、苦さでは止まらず、迷惑をかける。
そうなると苦さではなく、痛みという刺激を与えないといけなくなる。
そうさせないためにも、親であり、飼い主である私達が今一度苦さの大切さ(お陰)と甘さ(美味しい)を教えてあげる必要があります。
これが本来のしつけです。
最近は意味のわからない、味がわからないようなしつけをして、心の味覚を壊してしまい、痛みしか感じないようにさせてしまうと、甘さも意味がなくなり、痛みを与えないといけないような教育をしないといけない、苦みに耐性のない、弱い子にも育ってしまう。
意味をよく考えて、味付けできる幅を親はもっていきましょう。
料理の味付けと、しつけの味付けはよく似てると思います。
甘いばかりでもいけないし、5つの味がバランスよくあると「美味しい」味になる。
上手い!あなたのしつけが上手くなるように、今日はこのブログに書かせて頂きました。
