生きるために・・ | 家庭犬共生共育トレーナー&共同生活問題カウンセラー田中利幸の気づきとぼやき

家庭犬共生共育トレーナー&共同生活問題カウンセラー田中利幸の気づきとぼやき

2021年11月でトレーナー&カウンセラー歴22年。
”イヌをなおさずして、問題を解決する”が私もモットーですが、そこに至るまでの様々なわんこ先生(犬達)と飼い主さんと歩んだ気づきのメッセージを楽しんで愛犬と共利共生を築いて頂けたら幸いです。

クーガーのブログ-アクア


長野は寒い!

昨日長野市でも雪が舞いました。

こちらも周囲は雪景色。

岐阜からこちらに来ると寒さが違う。


やっと我が相棒の長距離ランナーのアクアも冬支度完了。

スタッドレスをはかせてあげたので、これで長野も移動可能です。

明日も長野市へ。

安曇野が雪の予報だけど、とりあえず安心です。


アクアつながりで、私はこの車が好きなのも「水」って人生にたとえられる。

最近感じるのは、皆さんに生きるということのありがたさを忘れていないかなぁ?って。

そして私はイヌは好きではないとよくみなさんに言ってるのも気付いてほしいから。

好きは勝手。好きは都合がいいから好き。都合悪くなったら嫌いになる。

もしくは、相手の本質を受け入れられなくなる。


犬は個人の所有物ではない。

だからこそ、彼らのことを本当に大事にしてほしい。

可愛がりたいのは、人間の身勝手だと思うから。

それよりも、彼らが人間社会で堂々と生きられるようにしてあげることが、最優先で責任であり、愛情だと思う。

怯え、また犬を愛するとは正直、努力と苦しみを背負うことだから、嫌がられる。

好きだから、嫌がられる。

自分の楽しみを得られるから好きなのだから。

自分が相手の為に苦労をしてあげられるのは、嫌なのです。


かわいそう・・生きるとは、思うどおりにならない中で、相手と譲り合いながら社会を共有する。

楽ではなく、生きるとは色んな苦しみを乗り越えて、苦と感じないように心を強く、ストレスを避けるのではなく、ストレスを乗り越えられるように育ててあげること。

今は、我慢はかわいそう、怖がってるのはかわいそう・・そうして生きられなくされている。

子どもも犬も、自力を奪われもがき苦しみ、かわいそうという偽愛に縛られて生きられなくなる。


ゲド戦記の映画を見た時に、ハイタカは生きることを教えた。

そして、もう一つの女性の魔術師は、死を拒んだ。

それは生きることを恐れるように、堕落を教え、チカラを奪うためにかわいそうと偽愛を投げかけて生きる力を奪う。


今の飼い主さんも偽愛になってしまってきていることに一人でも多く気付いてもらって、本来の愛情を戻してもらえるように、私も発信する。


「かわいそうと嘆いたり、同情するよりも、かわいそうではないように育てればいい。」


それが大切であり、かわいそうを乗り越えるのはむしろ、犬よりも私達飼い主だと思う。

自分が乗り越えられないから、相手にも乗り越えさせない。

これは犠牲をうむ。


私も今日は自分で爪切りを握るチカラがなくなっている現実と向き合った。

凹んだけど、これも受け入れて前に進まないといけない。

でも、逃げようとは思わない。

むしろ、不自由こそが一番の自由だと思うから。

自由と感じられることが自由だと思う。


満たされて、不満を抱いているよりも、満たされず満たすことを感じられてこそ、満たされる。

これが心というものであり、性(心が生きること)だと思う。


多くのイヌと同時に、私達も生きるという現実の前に向かって山を恐れずに乗り越えられるように犬と共に歩んでいきましょう。

苦しみの中にこそ、楽しさがある。

苦しみから逃げても、そこには楽しさよりも、後悔と挫折しかない・・。


乗り越えることが一番楽しいし、感動とチカラになる。

中途半端が一番中途半端だと思う。

登りきらなきゃ、何もわからない・・。