プロチョーネです。前回述べたような波が(https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12606089094.html)一旦収まったようで、昨日はアライグマの捕獲が途切れ、本日は自治体の職員がアライグマを捕まえたので回収してほしいという連絡が来ました。
おそらく親をなくした幼獣が徘徊して弱っていたところを捕まったのだろうと思いましたが、その通りでした。
幼獣が一頭捕まっていましたが、なんだか臭い。顔を見れば、ひどいものでした・・・。
(以下、閲覧注意)
片目が飛び出してます・・・
おそらくは親とはぐれた、亡くした(プロチョーネに捕獲された)後に一人でうろついていたところを鳥などに襲われたのだと思います。じっとうずくまっていたところをカラスあたりが襲ったのかもしれません。基本的に鳥は死体を食べるときは目を突きますからね・・・。
今月は出産済みのメスが捕まる機会は多かったのですが、周囲に子供は見当たらない場合がほとんどで、彼らが親をなくしてからどうやって生きているのかはいまだによく分かりません。夜な夜な人目にはつかないところを移動して作物や果物などを(今は桑の実やビワなどが豊富です)食べて生きているとは思いますが、親の保護なしではこのように厳しい状況が待ち受けているわけです。この個体を通じてアライグマの幼獣の生きる厳しさが伺えました・・・。
それでも相当な数のアライグマがいるわけですし、こんな子供は滅多に見ないわけですから、親離れする前に捕まっても立派に生きていけるだけの生命力があるということなんでしょうが。ますます底知れない生き物です・・・。