盆の景色 | IDSアライグマ・ハクビシン・スズメバチ駆除日記

IDSアライグマ・ハクビシン・スズメバチ駆除日記

ハチ・有害獣駆除担当のヴェスパ1号、アライグマ駆除担当の変人プロチョーネ1号、太ったネズミ駆除担当ムスムスクルスムスクルス初代 そして、ハクビシンのツヨシとヨワシの日常の奮闘ブログです♪
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 プロチョーネです。いつも混んでる大宮市街も羽根倉橋も今朝はスカスカでずいぶん楽に通ることが出来ました。いつもこうならいいとは思いますが、交通情報ではあちこちの高速道路で20数kmの渋滞が発生しているようで、その流れが戻ってくればまたすぐにこのあたりも混むようになるわけでして。・・・あまり盆なんて関係なく仕事なのがこの業界の面倒なところでもあります。

 かといってアライグマたちも空気を読んでるのか、あまり捕まりません。以前そろそろ涼しい所に潜んでいるのも限界ではないかと言いましたが、思いのほか耐えるようです。しかし今日も一頭捕まってくれました。

 

 この数カ月で成獣のメスが3,4頭捕獲されたところで捕獲しました。到着した時には幼獣特有のキューキューといった鳴き声を出していたのでまだ1歳未満で、親がいるなら親離れしていない年のはずです。しかしおそらく、以前捕獲したメスの中にこの個体の母親がいるものと推測しています。アライグマの幼獣は一人で歩くことができ、充分な環境があれば幼獣だけでも生きていけるようなのでそういう感じで生き延びてきたのだと思われます。

 身長も70cm、体重も3㎏とほぼ成獣と見劣りしない大きさになっていましたので、おそらく生後半年は経過している個体だと思われます。アライグマの中ではだいたい2月が最もはやい生まれなのでそのくらいに生まれて餌の条件がいい者たちはこのようにもはや亜成獣状態のところまで達して、またあちこちに散らばり始めるわけです。早熟である上、生存能力も高く適応能力も高い。さらには繁殖力も高い。砂漠地帯や極圏でもない限りどこでも生きていけそうな気がする生物です・・・。

 

 明日まで仕事ですが、ブログくらいは早退気味に切り上げさせてもらいます。